スタッフブログ

Staff blog

2025.1.27|ブログ

オスタバロ®骨粗鬆症WEBセミナー

2025.1.24
「オスタバロ®骨粗鬆症WEBセミナー」
共催:帝人ファーマ株式会社
共催:帝人ヘルスケア株式会社
19:00~19:50 WEB

≪骨粗鬆症治療の逐次療法について≫
【骨粗鬆症治療の重要性】
・骨密度低下や骨質劣化により骨折リスクが高くなる
・男性より女性の方が骨折リスクは高い
・60代~椎体骨折が多い
・70代~大腿骨近位部骨折が多くなる
・骨折が原因での自己負担額の介護費用は約1540万円かかる

【健康寿命延伸のためのターゲット】
血管(動脈硬化)
脳(認知機能低下)
運動器(骨粗鬆症・サルコペニア)
※高齢化の進行により骨折数は減少していない

【骨粗鬆症におけるスクリーニング】
Alb、Ca、P、Cr
PTH、25(OH)-vitaminD
骨代謝マーカー
WHO骨折リスク評価ツール(FRAX®)
※日常診療は骨折リスクにあふれている
※内分泌代謝異常などの除外が必要
※適切な骨折リスク評価と介入が重要

【骨粗鬆症薬物治療】
国内で認可されている骨粗鬆症治療薬2024
骨吸収抑制薬
骨形成促進薬
機序不明・他

【骨粗鬆症治療薬選択の基本】
・大腿骨近位部骨折抑制:大腿骨近位部BMD増加
・治療目標の意識:ゴール達成に向けた選択
・高リスク・低骨密度の治療:まず骨形成促進
・その後は骨吸収抑制薬による逐次療法
・治療期間という観点からは骨吸収抑制薬が治療の中心

【PTH1受容体作動薬アバロパラチド(ABL)】
・アバロパラチドはPTHrP1-34の誘導体
・リモデリングを骨形成優位に活性化してBMDを増加
・PTH1Rシグナル活性化の持続時間が短いことから、より選択的な骨形成促進作用を持つ可能性がある
・皮質骨に対する有効性の検証が期待される

【まとめ】
・骨折リスクの多角的な評価により薬物治療適応を決定
・ゴールを意識した治療が重要
・ハイリスクには骨形成促進-骨吸収抑制の逐次療法を
・アバロパラチドは急峻なPTH1Rシグナルにより、骨密度増加、骨折抑制効果をもたらす
・PTH1R受容体のシグナル持続時間により骨代謝、Ca代謝に及ぼす作用が変化する
・骨吸収抑制薬はHip fxを防ぐBPやDenoが中心となるが、2剤のみで生涯の治療期間をカバーするのは難しい

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

골다공증 치료에 대해 약을 바꾸면서 치료를 지속하는 방법을 배운다.

對於骨質疏鬆症治療,通過換藥,學習繼續治療的方法。

Learn how to continue treatment while switching drugs for osteoporosis treatment.

2025.1.27|ブログ

「メディカルスタッフ向け」 「パーサビブオンライン説明会」

2025.1.24
「メディカルスタッフ向け」
「パーサビブオンライン説明会」
主催:小野薬品工業株式会社
14:00~14:15 WEB

【二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)の病態】
二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)とは、副甲状腺ホルモン(PTH)の過剰分泌を引き起こす、頻度の高い慢性腎不全(CKD)の合併症である。

CKDの進行に伴ってリンの排泄が低下すると、ビタミンD活性化障害に伴って血中カルシウム濃度が低下する。

血中カルシウム濃度を高めるために副甲状腺ホルモンの分泌が刺激されるが、やがて副甲状腺ホルモンの分泌が過剰になってしまう。

骨吸収が促進されるため骨痛や関節痛を引き起こし、骨から溶け出したカルシウムとリンが全身の心血管系に蓄積して石灰化することで、動脈硬化などの心血管系障害の発症リスクが高まることが知られている。

【(SHPT)の治療】
・栄養管理(食事療法)

・リンの管理(リン吸着薬)

・活性型ビタミンD製剤やカルシウム受容体作動薬の投与

・透析処方の見直し(PTH)

・副甲状腺摘出術(PTX)

【パーサビブの特徴】
①パーサビブはカルシウム受容体作動薬として世界初の注射剤
②血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)の患者さんにおいて、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を抑制し、血清intact PTH(i-PTH)濃度を低下させました。
③チトクロムP450(cytochrome P450:CYP)による代謝を受けず、CYPを阻害または誘導しませんでした(in vitro)
④トランスポーターの気質ではなく、阻害作用は示しませんでした(in vitro)
⑤重大な副作用として、低カルシウム血症、血中カルシウム減少、心不全の増悪、QT延長があらわれることがあります。
⑥主な副作用は、嘔吐・下痢・味覚異常等が報告されている。

【プレフィルドシリンジの利点】
・医療現場における業務の効率化

・薬剤の取り違え・誤投薬などの医療事故防止

・異物混入・細菌汚染のリスクの軽減

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

메디컬 스태프를 위한 Etelcalcetide(Parsabiv) 스터디 그룹에 참가했습니다.

參加了爲醫療團隊準備的Etelcalcetide(Parsabiv)學習會。

I participated in the study group of Etelcalcetide (Parsabiv) for medical staff.

2025.1.17|ブログ

大塚製薬ℯ講演会

2025.1.16
「大塚製薬ℯ講演会」
主催:大塚製薬株式会社
19:00~19:40 WEB

≪今日からできる!こどものスキンケア≫
~アトピー性皮膚炎患者指導のポイント~

【こどもの皮膚を理解しよう】
(早産児)
角質の厚み:0.02mm
角質層の重なり:5層
天然保湿因子産生:非常に未熟
皮脂分泌量:非常に少ない
皮膚のpH:アルカリ性

(小児)
角質の厚み:0.04mm
角質層の重なり:15層
天然保湿因子産生:未熟
皮脂分泌量:少ない
皮膚のpH:中性~弱酸性

(思春期以降)
角質の厚み:0.05mm
角質層の重なり:15層
天然保湿因子産生:完成
皮脂分泌量:多い
皮膚のpH:弱酸性

【皮膚バリア】
未成熟な子どものお肌が、様々な刺激から体を守れるように、皮膚バリア(乾燥や肌荒れのないお肌)を保つことが大切です。
又、皮膚はバリア機能だけでなく感覚受容器としての機能を持っています。

【清潔な皮膚を保つために】
洗浄剤の使用はOK
固形⇒液体⇒泡 に行くほど良い(界面活性剤)

【洗う時のポイント】
泡立てて洗う
しわを伸ばして洗う
手で揉むようにして洗う
※スポンジなどは使わない。拭くときは擦らない。

【アトピーへの対応】
・肌が乾燥しがちな赤ちゃん
・家族にアトピー性皮膚炎の方がいる
※生後早くからのスキンケアが重要
・体の隅々まで丁寧に洗い、優しく拭き上げる
・保湿剤を使用する(洗い流れた皮脂を補う)
※『モイゼルト軟膏1%』⇨アトピー性皮膚炎の薬
・均等に少し多めに塗布するイメージ(⇩参照)

【塗り薬ってどのくらいの量を塗ればいいの】
塗り薬を塗布する時の目安量とは?

適切な軟膏の量の目安として「FTU」という単位が使用されています。
※FTU(フィンガー チップ ユニット)

「1FTU」は、大人の人差し指の先端から第一関節まで軟膏を出した時の量で、だいたい0.5gくらいと言われています。

この量でだいたい大人の手のひら2枚の広さに塗ることができます。ちなみにローションの場合は、1円玉大で同じくらいの範囲が塗れるといわれています。

【スキンケア教育で考えたい事】
・「当たり前」を確認する
・正しく理解してもらう
・できることから行ってもらう

【アセスメントとアドバイス】
・その時に相手に必要な事をよく考える
・受診前に元々行っていたケアを否定しない
・近い治療目標と先のイメージを分かり易く説明
・スキンケアは大切なスキンシップ時間である
・スキンケアが快刺激のケアになる様に努める
・表情をみながら愛護的に行うことが望ましい
・自宅でも継続して治療できるように支援する
※こうすると、成長発達が一層促される機会になる

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

아이의 아토피 피부염에 대해 스터디 그룹에 참여했습니다.

參加了關於子女過敏性皮炎的學習會。

I participated in a study group about atopic dermatitis in children.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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