スタッフブログ

Staff blog

2025.2.14|ブログ

EVENITY Web Symposium

2025.2.13
「EVENITY Web Symposium」
共催:アムジェン株式会社
共催:アステラス製薬株式会社
18:00~18:35 WEB

≪骨折の危険性の高い骨粗鬆症患者に対する薬物療法≫
・二次性骨折を防ぐことが大切 ❝Stop at One❞
・骨折歴は二次性骨折リスクを増大
(特に同部位の骨折に注意)

<骨折の危険性が高い骨粗鬆症の目安>
【添付文書上】
・抵骨密度
・既存骨折
・加齢
・大腿骨頚部骨折の家族歴

【WHOの重症骨粗鬆症の定義】
・骨密度値がTスコアで-2.5以下で、1個以上の脆弱性骨折を有する

<橈骨遠位端骨折患者>
・初発の骨粗鬆症性骨折として頻度が最も高い
・薬物療法が必要な骨粗鬆症が86%
・骨折の危険性の高い骨粗鬆症が66%

<骨粗鬆症に対する適切な薬剤選択>
・骨折の危険性の高い骨粗鬆症には骨形成促進薬を選択
・治療開始後3年以内に50%以上が「Tスコア>-2.5」を達成できる薬剤

<ロモソズマブの有効性と安全性>
・短期間で骨密度を上昇させる(1年で67%の患者がTスコア>-2.5)
・過去1年以内に心血管系事象の既往歴のある患者への投与は避けるべき

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

골다공증 공부 모임에 참석했어요.

參加了骨質疏鬆症學習會。

I participated in a study group on osteoporosis.

2025.2.14|ブログ

糖尿病カードシステム研修会

2025.2.13
「糖尿病カードシステム研修会」
主催:公益社団法人日本糖尿病協会
会場:栃木県庁 昭和館 多目的室1
18:30~20:30

公益社団法人日本糖尿病協会主催の栃木県庁で行われました糖尿病カードシステムについての研修に参加させて頂きましたのでご報告させて頂きます。

糖尿病カードシステムは、糖尿病患者さんに対して、生活習慣病や糖尿病について最低限知って欲しい内容を指導する際に使用するツールです。 指導項目は約100種類に分類され、1項目約3分程度で指導が出来る内容となっています。 本日はその内の約50種類の生活習慣病と簡単な糖尿病についての指導が行える糖尿病カードシステムについて使用方法やカードシステムがもたらすメリットを学ぶことが出来ました。 糖尿病カードシステムは医師だけではなく事務員を含めたコメディカルスタッフでも指導できるをコンセプトに作成されております。

項目が細かく分かれているため、患者さんが抱えている問題点や興味のあることについてクリティカルに指導を行うことができます。 指導内容が記載されているリーフレットは、研修を受けた職員がいればインターネットからダウンロードが可能です。 全ての内容を指導することが目的ではなく、患者さんの年齢やバックグラウンドを考慮して指導内容を抜粋し、個別性を尊重した指導が行えます。 項目が細かく分かりやすいため、指導を通じてスタッフのスキルアップに繋げる事ができます。

当院でも算定を行なっております生活習慣病療養指導計画書では、目標をたてても指導内容や達成評価について触れていない問題があるそうです。そのため目標をたてて継続になる4ヶ月以内にカードを使用して数項目指導していくことが、より良い治療に繋がるのではないかと期待をされております。 研修ではグループワークもあり、患者役、指導者役に分かれ3分で1項目を実際に指導する体験もさせて頂きました。

指導の際にリーフレットへコメントや次回の目標を記入しながら行うことで、患者さんの理解度や治療への意識向上に繋がるとのことです。 本日は基礎編のため、当院で全てのカードを使用することはできませんが、応用編(インスリン治療、妊娠糖尿病、CGMなど)についての研修も後日開催があり、受講が行えれば使用が可能となります。 蛇足ではありますが、全糖尿病患者さんに糖尿病カードを使用した指導はマンパワーの関係などで難しいとも感じました。そのため当院では、糖尿病カードはスタッフが患者さんへの指導で困った時に使用する。糖尿病や生活習慣病について質問を受けた際に使用してみる。空いた時間でリーフレットを確認してみるなどが望ましいのではと思いました。

現代の医療は、「治す」から「健康をつくる」へ、シフトチェンジしてきている印象です。
新しい有益な知り得た情報は、皆で学び、皆で活用し考え応用していく・・・学習することで患者さんへのアドバイス(指導)や自分の仕事が効率的に進むはずです。

당뇨병 카드 시스템에 대한 연수회에 참가했습니다.

我參加了關於糖尿病卡系統的研修會。

I participated in a training session on the diabetes card system.

2025.2.7|ブログ

オスタバロ®︎骨粗鬆症WEBセミナー

2025.2.6
「オスタバロ®︎骨粗鬆症WEBセミナー」
共催:帝人ファーマ株式会社
共催:帝人ヘルスケア株式会社
18:30~19:15 WEB

≪人工関節治療における骨粗鬆症治療の重要性≫

【概要】
「人生100年時代」を迎える中で、今後の重要な課題の一つとして「骨粗鬆症:骨の脆弱性」への対応がある。

加齢に伴い、関節軟骨は変性し、変形性関節症を引き起こすが、同時に関節周囲の骨質も脆弱化し、関節周囲の骨折リスクが増加する

脊椎外科領域においては、周術期や術後の合併症を予防するために骨粗鬆症治療を積極的に行うことについて、ある程度のコンセンサスが得られている。しかし、関節外科においては、依然として骨粗鬆症治療が積極的に行われていないのが現状である。

人工関節手術は、関節外科の主力治療法であり、優れた除痛効果と機能回復をもたらす手術である。しかし、その術前、周術期、術後の管理において「骨の脆弱性」を無視することはできない。

近年注目されているトピックとして、「大腿骨頚部骨折に対するセメント使用人工骨頭」「人工関節周囲骨折」「THA後脱臼」「Hip-Spine Relationship」などがあるが、これらはすべて骨の脆弱性と密接に関与している。

そのため、関節外科医も骨の脆弱性に注目し、術後長期にわたって良好な成績を維持するために、術前から術後に至るまで積極的に骨粗鬆症治療を行う必要がある。

【人工関節の長期の耐久性を期待して】
関節外科医の役割として⇒一生もつ人工関節を目指す
・良い手術
・「骨の脆弱性」に対する
①早急な改善
②長期的な維持

【まとめ】
人工関節治療に関連する骨粗鬆症や脆弱性骨折について、骨折・人工関節手術後も超長期に対応した、適切な骨粗鬆症治療が必要。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

인공관절 치료에서 골다공증 치료의 중요성을 배웠다.
(한국출신 의사가 강사입니다)

學習了骨質疏鬆症治療在人工關節治療中的重要性。

We learned the importance of osteoporosis treatment in artificial joint treatment.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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