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第43回 栃木県透析医学会

2020.10.24 ブログ

第43回 栃木県透析医学会

16:00~17:30 Web
ホルピタルイン獨協医科大学会議室

今年は、COVID-19蔓延の影響で通常開催が困難であり、Web配信の学会となりました。

テーマは、~COVID-19と透析診療~と言うことで、最前線で奮闘されている先生方が演者となり、症例と共に透析操作と感染対策について報告されました。

特別講演では、“透析医療とCOVID-19 ~透析医療の今後を考える~”と題し、埼玉医科大学総合心療内科 中元秀友先生が口演されました。

日本透析医会での活動報告では、全国の透析患者のCOVID-19発生状況・各施設の対応状況・患者の予後等を把握する目的で、新型コロナウイルス感染対策合同委員会を立ち上げた。、そして今ではCOVID-19の経過は随時日本透析医学会のホームページに掲載される流れになっている。また、このシステムにより、透析患者の新型コロナウイ
ルスの罹患状況が正確に、しかも迅速に把握できるようになったと報告された。

直近のデータでは、本邦透析患者での新型コロナウイルス感染症の感染者は207名・死亡者は26名であり、その死亡率12.56%は一般患者の1.89%の6.6倍と非常に高く、透析患者ではその予後が極めて厳しいことが明らかとなった。

透析医療の今後とは、
現在でもワクチンや特効薬の開発が難しい状況が続く可能性が高いため、その点も含め考えれば今後透析医療においても、新型コロナウイルス感染症予防を前提とした透析医療の継続を考える必要があると。また、ワクチンや特効薬の開発がなされたとしても、新たな感染症の発生も含め透析医療のあり方を考える時期に来ていると警鐘を鳴らした。

43rd 토치기현 투석 학회가 web개최됐다.
COVID-19와 투석 진료를 생각했다.

43rd 栃木县透析学会召开了web。
考虑了今后的COVID-19和透析诊疗。

The 43rd Tochigi Dialysis Society was held on the web.We must consider a new dialysis system for COVID-19.

2020.10.22 ブログ

栃木学会リハーサル

10/24(土)に開催されます、第43回栃木県透析医学会に向け、今学会演者予定である院長の発表内容をスタッフで聴講致しました。

コロナ禍における、当院での感染対策を中心に口演予定です。

학회 리허설을 실시했습니다.
我参加了学术会的排练。
We had a rehearsal for an academic society.

2020.10.22 ブログ

小山市口腔ケア研修会

15:00〜16:00 会議室

小山市健康増進課の歯科衛生士 金子ひとみ先生をお招きして、口腔ケアについて学びました。口腔ケアと言う言葉が生まれた背景には、介護を必要とする高齢者数の増加という日本社会の現状があります。オーラルフレイル(噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が歯垢だけで考えてみても、歯垢1mg中に1億個以上の微生物が潜んでいるとの報告もあるようです。

口腔ケアの目的は、口の中を清潔にするだけではなく、歯や口の疾患を予防し、口腔の機能を維持する事にあります。また、口腔ケアはQOLの向上のみならず誤嚥性肺炎(ごえん:異物を誤って飲み込むこと)などの全身疾患予防、全身の健康状態の維持・向上にもつながります。

口腔ケアを継続することで、感染症はもとより虫歯・歯周病や誤嚥性肺炎、認知症、心臓病や糖尿病などのさまざまな疾患の予防が期待できます。

更に口腔ケアの効果として、しっかりと噛んで食べられるようになると、効率よく栄養補給ができ、体力向上に直結します。舌の味覚を感じる機能がが高まり、食べる楽しみを取り戻せる事があります。口や舌の動きが良くなることで、はっきりと発音できたり、滑舌が良くなったりすることが期待でき、以前より会話を積極的にできるようになるかもしれません。

口腔ケア時のポイントとして、意識レベルがはっきりしている時に行うことが重要で、拒否がある状態ではケアは難しいという。ケアの順番としては、義歯があれば外してから、歯が接触する部分より初め、各部位の形状に合った歯ブラシを選択する。時として、パタカラ体操・健口体操を取り入れ、セルフケアが中心ですが本人任せにもしないで、患者さんや利用者さんの素敵な笑顔を支えるために、口腔ケアを検討して行きましょう。

치과 위생사보다 구강 위생에 대해서 배웠습니다.
学习了口腔卫生
We held a workshop on oral care.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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