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睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療勉強会

2018.8.30 ブログ

睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療勉強会

小山地区医師会 睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療勉強会
~明日から活かせる診療のエッセンス~

小山市健康医療介護総合支援センター研修室 19:30~

 

日本の潜在患者数は300万人以上とも言われている「睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)」は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。
医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です。
寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいると推計されています。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすこと。気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。

この様な基本的な話から治療対策まで、医療法人大和会国分寺さくらクリニックの村田光延先生・村田桃代先生の講演を聞かせて頂きました。

SASの定義
一晩(7時間)の睡眠中に30回以上の無呼吸(10秒以上の呼吸気流の停止)があり、そのいくつかはnon-REM期にも出現するものをSASと定義します。1時間あたりでは、無呼吸回数が5回以上(AI≧5)でSASとみなされます。
※AI(Apnea Index)=無呼吸指数

重症度分類
睡眠1時間あたりの「無呼吸」と「低呼吸」の合計回数をAHI(Apnea Hypopnea Index)=無呼吸低呼吸指数と呼び、この指数によって重症度を分類します。なお、低呼吸(Hypopnea)とは、換気の明らかな低下に加え、動脈血酸素飽和度(SpO2)が3~4%以上低下した状態、もしくは覚醒を伴う状態を指します。
軽症(5 ≦ AHI <15)
中等症(15 ≦ AHI < 30)
重症(30 ≦ AHI)

欧米や日本国内でもっとも普及している治療方法として、「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。
閉塞性睡眠時無呼吸タイプに有効な治療方法として現在欧米や日本国内で最も普及している治療方法です。
CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させておくというもの。
CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。

「鼻にマスクをつけて空気が送られてくる状況で眠れるものなのか?」と思われるかも知れませんが、医療機関で適切に設定された機器を使い、鼻マスクを正しく装着できているかどうかが重要なポイントです。そのため、医療機関に一泊入院して治療に適した機器設定を行う(タイトレーション)場合もあります。治療は毎日のことなので、該当する患者さんで使い方でわからないことがあればコツをつかめるようになるまで、臨床検査技師をはじめとしたスタッフに相談下さい。

SAS공부 모임에 참가했습니다.

SAS學習會參加

2018.8.28 ブログ

Webライブセミナー

ONOメディカルナビ
WEBライブセミナー(14:00~14:30)
「二次性副甲状腺機能亢進症に関わる看護師の役割と治療選択」
増子記念病院セーフティーマネージャー/日本腎不全看護学会理事長 佐藤久光先生

全国の透析看護師を対象にした、WEBアンケートを実施し仕事の実態調査を行った模様で、
医師も当然行っているが、透析患者さんの治療に対する説明の大半は10分以内で看護師が行うことが多いと示されていた。
服薬問題も看護師として関わるところであり、錠剤薬の残薬に対しての薬液吸入の手間をかけても注射薬で確実に投与した方が良いとの、患者さんの為にそう思う看護師が多かった結果も示された。そこで、今回のテーマであるⅡ°HT治療選択は小野薬品工業の『パーサビブ』と紹介。ちょっと強引すぎる展開であったが・・・

結局は薬情
パーサビブ(一般名:エテルカルセチド)は、血中カルシウム濃度のセンサーである副甲状腺のカルシウム受容体を直接刺激するカルシウム受容体作動薬です。カルシウム受容体を刺激することで過剰なPTHの分泌が抑制され、血中のPTH濃度を低下させるといった作用機序を有しています。その結果、血中のカルシウム濃度やリン濃度が高ければ値が下がって、二次性副甲状腺機能亢進症の症状緩和が得られると考えられています。

SHPT의 Web강연을 들었습니다.
iP와 Ca을 낮추는 주사약의 에텔칼세치도의 소개였습니다.

聽了SHPT的Web的講演。
iP和Ca的數據正常地去的Etelcalcetide
也聽了說明。

2018.8.27 ブログ

新しいリネン

腎ステーションのリネンが新しくなりました。

韓国ガンドン病院のリネンを参考に、当院のリネンを一新致しました。シーツも四隅を引っ掛けるタイプなので、今までよりシーツ交換が楽に行えます。包布も、淡色無地柄より花柄に変わり、明るいイメージになりました。

한국 강동 병원의 리넨을 참고하고 커버 유형에.
꽃무늬로 밝은 느낌에서 호평입니다.

新被褥類。鮮花圖案明亮的印象旁邊,得到好評。

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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