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新コンソール導入

2019.10.28 ブログ

新コンソール導入

10/26より新型透析コンソール10台を導入しました。日機装200siという型です。特徴は以下の様になります。

日機装200Si

<特徴>
・アーチループ回路を使用
⇒動脈チャンバーのない設計
・空気(エアー)と血液の接触面積が97%低減
このことから→ヘパリン量の減少
・プライミング量(PV:プライミングボリューム)の減少
標準回路PV:約130~135ml
アーチループ回路PV:約80~85ml
このことから→HD開始時に患者から外部(回路へ流れる)へ出る血液量が少なくなるので、BPの低下が期待できそう。
⇒従来使用していた静脈圧ラインがなくなり
ダイアフラム型圧力測定ポッドが付いた。
→膜状のダイアフラムより、液室とエアーを分離して、その変動に変位し圧を測定

<新しい機能>
・各患者のHD前体重 使用している
ダイアライザーを入力することで、1回あたりのKt/vやリファレンスエリアの監視が可能
・静的静脈圧の監視が可能
→血液ポンプが回転していなく、回路のみが接続されている静脈圧のこと。
どんな時に使う?
→穿刺を行った時(V側)に血管をしっかり捉えられているか不安な時、Vのみを接続し、落差でプライミング液を落とした経験はありませんか?
血管を捉えられていないと圧がかかり落ちない。←これをモニタしている

まとめると
DCS-200Siは、モニターリングとして血液量モニターBVplus・BV計(体外循環血流量・ヘマトクリット値・循環血液量変化率・プラズマリフィリングレート・バスキュラーアクセス再循環率)、透析量モニターDDM(標準化透析量・尿素除去量)、静的静脈圧監視機能があります。モニターリングデータを活かした制御機能としてΔBVデータに応じた除水速度の制御、血流量に応じた透析液流量の制御が出来るようです。

신형의 투석기를 10대 도입하였습니다.
引進了10臺新型透析器。
10 new consoles are introduced.

2019.10.27 ブログ

BLS講習会参加

獨協医科大学で行われたAHAガイドラインBLS研修に参加させて頂きました。
BLS(Basic Life Support)は一次救命処置のライセンスになります
救命処置はいつ必要になるか分かりません。その時に最善の選択を迅速に行うには、知識と技術と経験の全てが必要です。

BLS강습회에 참석했습니다.
參加了BLS培訓班。
I participated in the BLS workshop.

2019.10.24 ブログ

~メディカル ジャパン 東京 (医療と介護の総合展[東京])~

《 第10回 ヘルスケア・医療機器 開発展[東京]-MEDIX- 》

会  期 : 2019年10月23日(水)~25日(金)
10:00~18:00 ※最終日のみ17:00終了
会  場 : 幕張メッセ
主  催 : リード エグジビション ジャパン株式会社
後 援 : (一社)日本医療機器産業連合会 ほか80団体

同時開催 : 第2回 医療機器・設備EXPO / 第2回 医療IT EXPO
第2回 病院運営EXPO / 第2回 介護&看護EXPO
第2回 地域包括ケアEXPO

의료 EXPO가 동시에 개최되어 의료IT와 간병&간호 EXPO의 세미나를 수강했습니다.AI의 기술 진보를 확인할 수 있었습니다.
醫療EXPO同時召開了醫療IT和看護&護理EXPO研討會。確認了AI技術的進步。
The Healthcare EXPO was held at the same time, and I took a seminar on Healthcare IT and Care & Nursing EXPO.I was able to confirm the technological progress of AI.

メディカル ジャパン 東京 (医療と介護の総合展)に参加させて頂きました。
今年も、医療EXPOが同時開催され、医療ITと介護&看護EXPOのセミナーを受講致しました。

これからの様々な分野で活用を模索されているIT技術。特にAI(AIは「Artificial Intelligence」の略です。Artificialは「人工的な、人造の」、Intelligenceは「知能・理解力・思考力・知性」といった意味があります。これを日本語に訳すと、「人工知能」となります。)の進化は目覚ましいものがあります。令和時代に突入しAIの医療への応用がより一層加速していくことが考えられます。診断精度が向上し、医師不足の解消にもつながるという期待と、医師の仕事が奪われるという不安が交錯しています。はたして、AIの発達により医療に現場におけるメリット・デメリットはどのようなものかを注視してきました。

AIの医療への応用は今後も拡大し、この動きを不安視する声もあります。しかし、メリット・デメリットを勘案すると、人間の医師が上手にAIを使い、互いの強みを生かすことで医療の充実度や効率が向上していくと考えられます。医療の全てをAIに委ねるには、まだまだ課題が多いといえるでしょう。その他、工夫された医療・介護機器を各ブースを回り拝見し、体験させて頂きました。いくつかの体験した機器の中で、当院でも活用しそうなものについては、後日院内での説明会等を検討したいと考えております。

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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