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体動センサー説明会

2019.12.24 ブログ

体動センサー説明会

株式会社エヌジェイアイ

『安心ひつじα』は、睡眠中の体動、心拍、呼吸、離床の4つを一度に計測できる機能を搭載した体動センサーです。
マットレスなどの寝具の下に設置し、検知した4つのデータは通信ユニット経由でスマートフォン、またはパソコンで見ることができます。

人的な対応でも、行き届かない患者さんへの見守りを強化する為には、現在のところセンサーを利用した方法も一つであると思います。

신체 동작 센서의 설명회
身體動作確認傳感器說明會
Physical Behavior Verification Sensor Explanation

2019.12.20 ブログ

院内勉強会

「災害対策」/協和発酵キリン

透析室の災害対策について、過去の2016熊本地震・2011東日本大震災での経験から、災害対策を考えました。

熊本地震では,福岡県への患者搬送を計画していたが,自衛隊などによる施設への給水により支援透析は熊本県内でほぼ完結した。

東日本大震災では、約1万人の透析患者が自施設での透析が受けられなくなったが、行政の協力による遠隔搬送などにより、患者が透析を受けることができない事態は避けられた。

災害対策には、行政の協力も必須ですが、特に透析医療の災害対策は、日本透析医会の災害時情報ネットワークを中心とした高いレベルでの施設間および行政との情報共有がベースになっていることが今回のセミナーで良く分かりました。当院は、2回/年の栃木県透析医会の災害訓練において、県南地区のリーダーをしている事から、日本透析医会の災害時情報ネットワークの利用方法は熟知しています。

当院も、幾つかの災害を乗り越え、透析を維持し患者さんを守ってきた経験値があります。しかし、日本は地震国でもあり、今後の地震予測でも南海トラフを始めとする大地震が発生する確率は高く、防災訓練の必要さはむしろ高まっています。

「いざという時にどうすれば良いのわからない!」という事態を避けたいので、当院での防災訓練は、いろいろな災害を想定して行なって行きたいと思います。

투석 시설의 재해에 대한 공부회를 열었습니다
我想到了關於透析醫院災害的應對措施。
I learned about possible disasters at dialysis hospitals.

2019.12.17 ブログ

院内勉強会

「パーサビブ」「Etelcalcetide hydrochloride:Parsabiv」
小野薬品工業

パーサビブは、血中カルシウム濃度のセンサーである副甲状腺のカルシウム受容体を直接刺激するカルシウム受容体作動薬です。
カルシウム受容体を刺激することで過剰なPTHの分泌が抑制され、血中のPTH濃度を低下させるといった作用機序を有しています。
その結果、血中のカルシウム濃度やリン濃度が正常になり、二次性副甲状腺機能亢進症の症状緩和が得られると考えられます。
同様の作用機序(カルシウム受容体作動薬)を有する類薬には、レグパラ錠(一般名:シナカルセト)があります。
レグパラ錠は経口投与する必要がありますが、パーサビブは透析ルートからの投与が可能です。
そのため、確実な投与が可能となり、透析患者さんの服薬の負担を軽減することが期待されます。

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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