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ARNI Web Symposium in OYAMA

2022.9.17 ブログ

ARNI Web Symposium in OYAMA

2022.9.16
「ARNI Web Symposium in OYAMA」
共催:大塚製薬株式会社・ノバルティスファーマ株式会社

当院の朝倉理事長が座長を務めました。

【心血管合併症治療を再考する】
『心腎連関を考慮した血圧管理』

〈降圧治療の基本的な考え方〉
①降圧薬の脳心血管病抑制効果の大部分は、その種類よりも降圧度によって規定される。
②個々の高血圧患者に対しては、もっとも降圧効果が高く、合併する種々の病態に適した降圧薬を選択する。

〈ARNIが良い適応となる病態〉
ARNI(Angiotensin Receptor Neprilysin Inhibitor)
①心不全合併高血圧
②慢性腎臓病合併高血圧
③若年・中年の高血圧患者
(1)レニン活性は若年者ほど高い
(2)食事摂取量≒食塩摂取量多い
(3)受診機会が限られており、確実な降圧が求められる

〈クリニカルイナーシャ〉
クリニカルイナーシャ(Clinical Inertia)という言葉をご存じでしょうか。
日本語で「臨床的惰性」などとも訳され、最近、よく耳にするようになりました。

患者さんが治療目標に達していないのに、適切な治療が行われていない状態を意味します。
高血圧症、糖尿病の領域に限らず、医療全体が抱える課題の一つです。

わが国での高血圧の推定数は4,300万人とされ、治療を受けているのは約半数であり、降圧目標に達しているのはその約半数であるといわれています。患者側の服薬アドヒアランス(服薬順守)の不良と医療者側のクリニカルイナーシャによるものと考えられています。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

ARNI로 심혈관 합병증 치료를 재고한 혈압 관리를 배운다.
学习通过ARNI重新考虑心血管并发症治疗的血压管理。
Learn how to manage blood pressure by reconsidering treatment of cardiovascular complications at ARNI.

2022.9.15 ブログ

CKD-MBD Conference

2022.9.13
「CKD-MBD Conference」
主催:協和キリン株式会社

【長期透析患者への運動療法の試み】
長期透析患者の加齢や疾患により、活動量の低下が起きている。
現状の身体機能を測定することは、運動を行う必要性を理解してもらうために重要であり、継続して行う動機付けにもなる。
患者はスタッフとコミュニケーションを交えながら知識を高め、行うことで安心して運動することができ、また継続して行うのに有用である。

【透析療法から考えるCKD-MBD治療】
『オルケディア(Evocalcet)への期待』
Calcimimetics ⇒
PTH⇩ P⇩ FGF23⇩ CPP⇩ 死亡⇩

Bioavailability(生物学的利用能)増強
副作用低減
コンプライアンス改善

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

Evocalcet을 통해
PTH, P, FGF23, CPP, 사망률이 떨어진 사실이 있다.
通过Evocalcet,
PTH、P、FGF23、CPP死亡率有所下降。
Evocalcet enables you to PTH, P, FGF23, CPP, and mortality have fallen.

2022.9.15 ブログ

JMSフットケアWEBセミナー2022

2022.9.13
「JMSフットケアWEBセミナー2022」
主催:株式会社ジェイ・エム・エス

【座談会:下肢末梢動脈疾患指導管理加算は取得しています…って】
『本当に患者の下肢救済できてるの? その血流評価で大丈夫?』

2016年 下肢末梢動脈疾患(PAD)指導管理加算
点数:100点(月1回を限定として)

〈下肢末梢動脈疾患指導管理加算に関する施設基準(抜粋)〉

①慢性維持透析を実施している全ての患者に対し、PADに関するリスク評価と指導管理等を行う。
②臨床所見、検査実施日、検査結果及び指導内容等を診療録に記載する。
③ABI検査0.7以下又はSPP検査40mmHg以下の患者については、同意を得た上で、専門的な治療体制を有している医療機関へ紹介を行う。

〈PAD加算届け出状況〉
栃木県:80-90%未満 (81.1%)

〈PAD指導管理加算届け出割合〉
栃木県:80-90%未満 (84.3%)

腎不全患者の下肢閉塞性動脈疾患合併頻度
透析導入期(24.3%)・・・約70%が無症状
維持期(37.2%)
・・・症状が乏しいまま急速に重症化する場合がある

※血行再建治療を要するCLTI患者の半数以上が透析患者

末梢の血流評価・・・P-LDF(レーザー血流計)が有効
簡便に血流測定ができるとしている。

赤外線治療器についても効果あると・・・

本日の内容については、当院は専行して全て取り組んでいます。

풋 케어에서의 하지 혈류 평가에 대해 설명을 들었습니다.
听取了关于足部护理的下肢血流评价的说明。
I heard an explanation about the lower limb blood flow evaluation in foot care.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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