スタッフブログ

Staff blog

2025.2.6|ブログ

エナロイ錠全国Webセミナー

2025.2.4
「エナロイ錠全国Webセミナー」
主催:鳥居薬品株式会社
18:30〜19:00 Web

≪MART(MCH)に基づくバランスを考えた腎性貧血管理≫
〜HIF-PH阻害薬の適正使用を目指して〜

【MART(MCH)に基づく貧血管理】
腎性貧血治療において、ヘモグロビン値を赤血球数(RBC)と平均赤血球ヘモグロビン量(MCH)に分けて貧血管理を行うMART(MCH and RBC theory)、simple MART(SMART)、Iron firstについて。

鉄剤によりMCHを患者個々の最大値に安定させ、その後赤血球造血刺激因子製剤あるいは、HIF-PH(低酸素誘導因子-プロリルヒドロキシラーゼ)阻害薬でRBCを調節する。

HIF-PH阻害薬投与量の適正化により、おだやかな貧血管理が可能になる

【まとめ】
・HbをRBCとMCHに分け、管理目標値にする貧血管理をおこなう(MART)

・経口鉄剤を先行することで(Iron first)MCHには上限があるため個々の患者のMCHを最大値で安定させると、HbはRBCのみで管理できる(SMART)

・体内の鉄の評価をフェリチンやTSATだけではなく、様々なパラメーターを考慮することで、質のよいRBCを意識し根拠のある用量調節を行い、安定した貧血管理を目指す。

・鉄の動態を考慮し、より質の良いRBCを目指すには、HIF-PH阻害薬は効果的な可能性がある

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

HIF-PH의 가능성에 대해 알려주셨습니다.

您告訴了我們HIF-PH的可能性。

You told me about the possibility of HIF-PH.

2025.2.6|ブログ

クリニックを守る情報セキュリティ対策

2025.2.4
「クリニックを守る情報セキュリティ対策」
共催:株式会社三和化学研究所
共催:株式会社スズケンコンサルティング
14:30~15:30 会議室

≪医療分野のサイバーセキュリティ対策について≫
厚生労働省医政局特定医薬品開発支援
医療情報担当参事官室
厚生労働省政策統括官付サイバーセキュリティ担当参事官室より、
医療機関等のサイバーセキュリティ対策については、「令和6年度版「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」及び「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストマニュアル~医療機関・事業者向け~」について」(令和6年5月13日医政参発0513第6号。以下「チェックリスト等」という。)等を示し、各医療機関等において対策に取り組んでいただいているとしています。

そのため、本日当院では、全スタッフを対象に、医療分野のサイバーセキュリティ対策についての勉強会を開催致しました。

他方、令和6年5月 19 日に岡山県精神科医療センターで発生したサイバー攻撃事案において、電子カルテの閲覧・利用ができなくなる等により、一部診療に影響が生じました。また、今回の事案においては個人情報の流出も確認されています。医療機関等を対象とするサイバー攻撃は後を絶たず、その脅威は日増しに高まっています。こうした状況を踏まえて、立入検査に用いられるチェックリスト等の内容を含んだ、特に迅速に対応いただきたい事項を「サイバー攻撃リスク低減のための最低限の措置」が、各医療機関の個々の対策に求められています。

【サイバー攻撃リスク低減のための最低限の措置】
・パスワードを強固なものに変更し、使い回しをしない
・IoT機器を含む情報資産の通信制御を確認する
・ネットワーク機器の脆弱性に、ファームウェア等の更新を迅速に適用する

【まとめ】
医療機関等に対するサイバー攻撃は近年増加傾向にあり、その脅威は日増しに高まっています。医療機関が適切な対策をとることで、こうしたサイバー攻撃等の情報セキュリティインシデントによる患者の医療情報の流出や、不正な利用を事前に防ぐことが重要です。医療情報システムは、効率的かつ正確に医療行為を行う上で重要な役割を果たしています。医療の継続性を支える観点からも、適切な管理の下、医療情報システムを利用することが求められています。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

의료기관에서의 사이버 보안 대책에 대해 스터디 그룹을 실시했다.

針對醫療機構的網絡安全對策召開了學習會。

We conducted a study group on cybersecurity measures in medical institutions.

2025.2.3|ブログ

GLP-1 Web講演会

2025.2.3
「GLP-1 Web講演会」
主催:ノボノルディスクファーマ株式会社

≪慢性腎臓病(CKD)を考慮した新たなる糖尿病治療戦略≫
【わが国の慢性腎臓病(CKD)の特徴】
高血圧有病者数:約4300万人(2017年推計)
高血圧に起因する脳心血管病死亡者数:約10万人(2017年推計)
糖尿病患者数:約1200万人(2019年厚生労働省健康局)
慢性腎臓病(CKD)患者数:約1480万人(2015年推計)

【糖尿病関連腎臓病(DKD)治療のエビデンス】
2001年RAS阻害薬
2019年SGLT2阻害薬
2020年MR拮抗薬
2024年GLP-1受容体作動薬

<腎イベントのSoftエンドポイント>
アルブミン尿減少

<腎イベントのHardエンドポイント>
透析導入
腎不全死
Cr倍化
ESKD eGFR<15
代替Egfr40%低下を抑制

【DKDの新たなる治療戦略】
<GLP-1受容体作動薬>
オゼンピック(セマグルチド:Semaglutide)

食事をとると小腸から分泌され、インスリンの分泌を促進する働きをもつホルモンをインクレチンといい、GIP (グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド) とGLP-1 (グルカゴン様ペプチド-1) があります。2型糖尿病に対する治療薬として注目されるのがGLP-1受容体作動薬です。

GLP-1は、食事をとって血糖値が上がると、小腸にあるL細胞から分泌され、すい臓のβ細胞表面にあるGLP-1の鍵穴 (受容体) にくっつき、β細胞内からインスリンを分泌させます。GLP-1は、血糖値が高い場合にのみインスリンを分泌させる特徴があります。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

DKD의 새로운 치료 선택으로서 GLP-1(Semaglutide)의 효과를 배웠다.

作爲DKD新的治療選擇,我們學習了GLP-1(Semaglutide)的效果。

As a new treatment choice for DKD, we learned the effect of GLP-1 (Semaglutide).

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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