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第3回獨協医科大学糖尿病センター医療連携カンファレンス

2020.1.31 ブログ

第3回獨協医科大学糖尿病センター医療連携カンファレンス

①合併症外来による糖尿病重症化予防
②合併症外来受診患者の現状
③合併症検査を取り入れた砺波総合病院地域連携パスの現状

上記3講演を拝聴させて頂きました。
今回は、昨年9月に獨協医科大学で合併症外来が新設されたことから、合併症に関しての内容になりました。
各講演についてレポートを挙げさせて頂きます。

①現在の糖尿病患者数1000万人に対しての検査の現状では一般尿定性検査は全国で67%の糖尿病患者が受けているのに対して、一歩踏み込んだ蛋白・アルブミン尿検査は19%と定値である。また、網膜症の眼底カメラは46%に留まっており、一番問題なのはこの数年間で受検率が全く上がらない点です。この状況では合併症の発症や進展予防が出来ないことから獨協医科大学では合併症検査と診療・指導を可能にした合併症外来を新設するに至りました。
しかし、受検率が低い原因を深く掘り下げると年齢30~50代の男性が最も低く、その理由は「仕事が忙しい・時間が無い」との回答が多く、働き盛りの男性が治療中断する理由も全く同様です。「仕事が休めない・時間が無い」この理由を素通りしては受検率は上がりません。時間が取れる様になってからでは合併症は進行し、大きな障害を抱えてしまいます。その為に私たちが出来ることは今をどの様に過ごすかで今後がどの様に変化するのかを明確に伝えることだと考えています。後悔先に立たずです。正しい情報で正しく行動してもらうこと。合併症の状態を知ることは重要ですが、受診に至らせる働きかけが最も重要であると思います。

②昨年9月に新設された獨協医科大学の合併症外来のレポートでは患者数14名に対してどの様な関わりをしたのかが発表されました。各検査は採血・ECG・ABI・フットケア・感覚検査・InBody・認知機能検査等が実施されています。集中的に各検査を実施出来ることで患者の時間的な負担も少なく、合併症の状態を早期に把握出来ることはとても良い点だと思いました。しかし、新設から日も浅く検査後の患者への関わりとその後の評価については実施出来ていないとのことで、課題も多く、①で述べた4ヶ月で14名と少ない受診数も課題に挙げられていました。

③糖尿病は不可逆的な疾患であり、最大の目標は合併症を発症させないことにあります。その為には地域の連携が必要で、糖尿病のコントロールを専門外の医師であっても可能にすることが合併症予防に繋がります。このことから、全国で地域連携への努力がなされています。朝倉院長も栃木県の糖尿病地域連携パスの改定や推進に尽力されています。
講演された早川先生の富山県でも連携には多くの課題がまだあると話されていました。糖尿病は血糖値の推移に比例して薬剤の変更も多く、熊本宣言以降は合併症予防のためにHA1c値は7%未満を目標に全国でも統一されてきましたが、特にインスリン量については診察する医師により幅が生まれているのが現状です。また、早川先生のアンケート調査では糖尿病連携手帳を利用していない方や存在すら知らない患者は3割超いるとの結果から医療従事者の努力もまだまだ必要だと話されていました。手帳を渡してOKではなく、その後に注目していく姿勢を患者に見せることも、利用の継続に繋がると思いました。私もケアボードのGAチェックだけでは無く、患者に向けてアピールの意味でも手帳チェックを積極的にするべきだと反省させられました。

今回の研修を通して、感じたことや学んだことを自身の行動に繋げていきたいと考えています。

당뇨병의 공부 모임에 참가했습니다
我参加了糖尿病学习会
I went to a diabetes study group.

2020.1.31 ブログ

防火防災管理者講習

2020.1.30〜31
場所 川口総合文化センター・リリア
参加者 伊藤・小暮

この度、防火防災管理者講習を受けさせていただきましたので、ご報告いたします。
防火管理とは、火災の発生を未然に防止し、かつ、万一火災が発生した場合でもその被害を最小限にとどめるため、必要な万全の対策を樹立し実践することです。
そこで重要になることは「自分のところは自分で守る」という自主防火管理の原則とのことでした。

当院は、防火管理が義務付けられている防火対象物ですが、法律で定められているからと管理や訓練を行うのではなく、いざというときの為に、職場全体で考えていかなくてはいけない問題です。

また、防災管理とは、地震または毒性物質の発散その他の総務省令で定める原因により生ずる特殊な災害(核・生物・化学・放射能)に対して被害の軽減を図ることです。地震等の災害による被害の軽減を図るのは、防災機関のみの役割ではなく一般国民自らの役割でもあります。このため、消防法では被害を軽減するために必要最低限の義務を防火対象物の関係者に課されています。

防火も防災も管理者だけでないと感じます。
今回、学んだことは職場に持ち帰り、日ごろの防火防災管理、避難訓練等に活かしていきたいと思います。職場全体で意識できるように、情報発信等も行っていきます。
スタッフの皆様にも、今後の防火防災活動にご協力をお願い致します。

방화 방재 관리자 강습에 참가했습니다
参加防火防灾管理者培训
I took part in the fire prevention and disaster prevention manager training course.

2020.1.30 ブログ

腎性貧血治療Up To Date ~HIF-PH阻害薬について考える~

ホテル東日本宇都宮 2階
「平安」19:00~20:30

アステラス製薬株式会社

『透析期腎性貧血治療における鉄動態管理の重要性と生理的な造血を見据えた治療戦略』について兵庫医科大学内科学講座循環器・腎透析内科教授 倉賀野隆裕 先生の講演を聞いて参りました。
エベレンゾは初のHIF活性化薬(HIF-PH阻害薬)に分類されていて、エリスロポエチン(EPO)製剤であるネスプ(一般名:ダルベポエチン アルファ)等に次ぐ製品として期待されています。また、HIFは2019年のノーベル医学生理学賞の受賞(「細胞の低酸素応答の仕組みの解明」が授賞理由)にも繋がっています。

新しい腎性貧血の治療戦略の一つとして、今注目されているのが、セミナーも行われたエベレンゾという薬です。

エベレンゾは初のHIF活性化薬(HIF-PH阻害薬)に分類されている薬剤です。
HIF-PHを選択的に阻害することでHIFの活性を促します。

その結果、EPOの産生促進、鉄の吸収促進、トランスフェリンの取り込み促進等によって赤血球の成熟・分化が促進されると考えられます。このように通常の酸素状態であってもHIFが活性化することでフェリチンから鉄を取り出し、赤血球の数が回復する結果、貧血の症状軽減に繋がります。

エベレンゾはこんな薬

初のHIF活性化薬(HIF-PH阻害薬)
HIFの量が増加することでEPO産生促進、鉄の代謝(造血のための供給)促進を促す
経口投与で治療が可能
透析期の腎性貧血に使用する

エベレンゾは経口投与可能なHIF活性化薬(HIF-PH阻害薬)といった新規作用機序を有していることから、利便性の向上やEPO製剤で効果不十分だった患者さん、フェリチン値が十分に高まっているのに貧血改善が出来なかった患者さんに治療効果が期待されています。
現在、様々なHIF活性化薬の開発が進行中ですので、腎性貧血以外の疾患に対しても期待されるところです。

これまでの「不足しているものを補充する」という治療の選択から、生理的機序を利用した新しい薬品に取り変わる時期なのだということと、その機序が勉強になりました。
これまでEPOや鉄剤を投与し続けても貧血が改善しなかった方のエベレンゾ仕様の経過を見ていきたいと思います。

Roxagustat의 공부 모임에 참가했습니다.
我参加了Roxagustat的学习会。
I attended a study meeting for Roxagustat.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック
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