2023.6.2|ブログ
Kuroiso CKD セミナー
「Kuroiso CKD セミナー」
主催:協和キリン株式会社
19:00~20:30
《当院の透析の現況と見えてきた地域特異性》
・動脈硬化が強い地域特異性があるようであった
・
・CKDに先行して動脈硬化が進行している可能性があり、
・日頃の血圧測定でも脈圧を意識していただくなど、
《現在の腎移植》
〈腎移植を受けられる人、できない人〉
【腎臓外科のおもな診療内容】
腎不全に対する外科診療
・腎移植手術・ドナー腎採取術:30~40件/年
・アクセス関連:200~300件/年
(血液透析用内シャント、人工血管、動脈表在化、
その他の手術
・腎血管異常(腎動脈瘤、腎動脈狭窄)手術
・透析腎癌(ラパロ腎摘)なども
【日本の末期腎不全・血液透析患者】
半数以上が透析導入期時の年齢70歳
※高齢というだけで腎移植適応外とも言ってられない⁉
【腎移植のメリット】
(透析の問題点の多くを解決できる)
・透析治療からの解放
・生活上の制約(旅行など)からの解放
・食事制限の緩和
・自由な水分摂取
・尿毒症(食欲低下、倦怠感)からの解放
・透析合併症の改善・悪化阻止
・女性は妊娠・出産が可能
・子供は成長・発達が期待できる
※これら、生命予後・QOLの改善
※手術時間は4時間程度、出血も100ml以下
【腎移植のデメリット・問題点】
・腎移植手術の侵襲、合併症
・免疫抑制剤の規則正しい服用が必要
・免疫抑制剤の副作用
(感染症・悪性腫瘍・糖尿病・骨量減少など)
・顕著な献腎ドナー不足(平均待機期間15年)
・生体ドナーのリスク(生涯腎不全にならないこと)
※※提供者がいなければ行えない医療
【腎移植の適応は?】
(どんな人が受けられるのか?)
・基本的には全ての腎不全患者に適応はある
①血がつながってなくても可能(夫婦間移植が半数近く)
②高齢者でも全身状態で判断(未就学児から75歳まで)
③血液型がちがっても大丈夫(3~4割が血液型不適合)
④糖尿病性でも管理良好なら可能
⑤年齢制限というよりは肉体年齢(心肺機能が重要)で判断(
⑥糖尿病・動脈硬化高度な症例でも腎移植の経験あり
⑦褥瘡、下肢切断例、壊疽例では個別判断している
⑧活動性の高い方であれば考慮可能
⑨自己管理ができる方(内服管理、血糖管理)
⑩認知症でも家族のサポートが得られることが重要
・・・ただし、免疫抑制剤が必要になるので
現在活動性の感染症がない、悪性腫瘍(癌)がない、
【生体腎提供が可能な条件】
(ドナーになれる方)
・親族6、姻族3親等以内
・悪性腫瘍、感染症がないこと
・腎機能が十分あること
・年齢制限なし(だいたい80歳まで)
・提供の意思が純粋であること
※内縁関係ではダメです(戸籍をチェックする)
【腎臓は、あげっぱなしじゃありません】
腎提供後の生活について・・・
・特に食事・運動・仕事など制限はありません
・おおむね提供前と同様の生活で結構です
・
1か月後⇒3か月後⇒1年後⇒以降1~2年ごとのフォロー
※ドナーへのアフターケアは大事
【みんなが満足できる腎移植とは】
腎移植自体はゴールではない。移植腎はもちろん、
※※提供者への感謝の気持ちも忘れずに
【今後の目標】
とにかく少ない献腎提供
⇒臓器提供が増える仕組みができるとよい
⇒若手の教育・研究的側面・臨床力
︎ドナーカード普及にも協力いただきたい
※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります
지역 대학 병원의 신장 이식 현황을 배웠습니다.
我们学习了当地大学医院肾移植的现状。
I asked a doctor at a local university hospital about the current situation of kidney transplants in the area
2023.6.1|ブログ
心不全地域連携Meeting2023
2023.5.30
「心不全地域連携Meeting2023」
共催:小山地区医師会
共催:小野薬品工業株式会社
共催:アストラゼネカ株式会社
19:00~20:10
《当院における心不全療養指導の取り組み》
「心不全療養指導士」は、
心不全におけるチーム医療を展開していくことで、
心不全は様々な職種の人が各自の知識と技術、
《新しい心不全治療と病診連携》
〈再入院防止を目指した現在の治療選択〉
・心不全有病者は世界で6434万人(2017年)
・人口の高齢化によって心不全患者の数は増加し、
・心不全を発症した時点における併存疾患の数が増えている
心不全への二大目標
①心不全至適治療法を地域の常識とする
②心不全多職種地域連携を地域の常識とする
新しい治療順序
Step1・・・β遮断薬 + SGLT2阻害剤
Step2・・・ARNI(アンジオテンシン受容体/
Step1・・・MRA(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)
心不全パンデミック
・心不全患者は再入院を繰り返しながら、
・その中心になっているのが、高齢者心不全である
・2030年には全心不全患者数は、約130万人に増加する
心不全の医療経済
・再入院は、結果として患者の予後やQOLを悪化させる
・ある基幹病院の心不全による一人あたりの入院医療費は、
心不全治療の問題点
・患者や同居家族の高齢化などにより、
加している
・また自己管理のみでは、
ない
心不全早期介入システムの必要性
※
①セルフケアメンテナンス
・良好な心不全の状態を維持するための自己管理が必要である
・水分・塩分制限や内服の遵守などがひつようである
②セルフケアマネジメント
・自己管理に加えて、
・コンセプトは、
チームとなって、再入院防止という共通の目的を持つことである
※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります
심부전 치료의 지역 연계에 대해 생각했습니다.
我们考虑了社区合作治疗心力衰竭的问题。
I thought about the community diagnostic partnership for heart failure treatment
2023.6.1|ブログ
エナロイ錠全国Webセミナー
2023.5.30
「エナロイ錠全国Webセミナー」
主催:鳥居薬品株式会社
19:00~19:45
《腎性貧血治療を再考する》
〈HIF-PH阻害薬、エナロイへの期待〉
HIFの安定化による影響
・HIFはトランスフェリンやトランスフェリン受容体、
子でもある
・PHD阻害薬によるHIFの安定化は、
・HIFは腸管上皮細胞での鉄取り組みに関するduodenal cytochrome B(Dcytb)、
divalent metal transporter1(DMT1)の発現を上昇する
・HIFはヘプシジンを抑制する
まとめ
・ESA低反応性貧血の原因として鉄欠乏が重要である
・
・鉄剤の過剰使用により感染症リスクが増大する可能性がある
・ESA,EPO製剤により、
・HIF-
・HIF-PHI長期使用によるVEGF,
※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります
HIF-PH 치료를 재고했습니다.
重新考虑了HIF-PH的治疗。
I have reconsidered the treatment of HIF-PH.
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