2018.4.2|ブログ
入社式
『平成30年度小山すぎの木クリニック入社式』
が挙行され、5名の新人職員が辞令を公布されました。
舉行入社儀式,5名被公佈了辭令。
입사식을 갖고 5명의 신인들 사령을 공포했습니다.
2018.4.1|ブログ
開院20周年
『医療法人 小山すぎの木クリニック』は、2018年4月1日を持ちまして開院20周年を迎えることができました。この節目を迎えることができましたのも、ひとえに皆様からのご支援の賜物であり、ここに改めて深く感謝申し上げます。
地域の皆様に支えて頂きながら、日進月歩の医療革新に対応・探求し、当院をご利用される患者様の声を大切に、加療に向き合ってこられたのも、自治医科大学のサポートをはじめ、地元の新小山市民病院、近県地域病院や診療所、地域行政、医療・福祉関連業者様のみなさまのお陰でございます。
これから先も、地域の皆様に愛され頼りにされる医療機関であり続けるために、スタッフ一同、今まで以上に努力・精進し、より地域医療や福祉に力を注ぎ込んでいきたいと思っております。
引き続きご指導・ご鞭撻の程何卒宜しくお願い申し上げます。
医療法人 小山すぎの木クリニック
理事長 朝倉 伸司
2018.3.25|ブログ
『第33回 茨城県糖尿病療養指導士研修会』
「第33回 茨城県糖尿病療養指導士研修会」に参加させて頂きました。
会場 東京医科大学茨城医療センター
日時 平成30年3月25日 9時25分~16時30分
参加人数100名程度
今回は「視覚障害」をテーマにロービジョンケアについて学ばせて頂きました。ロービジョンケアと言う言葉はまだあまり浸透していないこともあり効き慣れないと思います。簡単に言えば視力が低下した方に対して専門のツール等を使用することで、低下した機能を補うとこと言えばイメージが付くと思います。
ツールについては様々な物があり(写真参照)、それらを上手く利用することで、より快適に活力ある生活を目指すものです。
糖尿病は皆様も周知のとおり糖尿病性腎症・糖尿病性網膜症・糖尿病性神経障害が3大合併症に挙げられます。そして厄介なことにいずれの合併症も自覚症状が出た時点ではかなり進行しているケースが多いのが特徴にあります。
そこで、今回の研修で学んだ糖尿病性網膜症について少し掘り下げてみます。
糖尿病性網膜症は大きくは4つのステージに分類されます。
①網膜症なし
②単純網膜症
③増殖前網膜症
④増殖網膜症
①から順に④へ進行して行き、治療を要するのは③④のステージであり、自覚症状が出始めるのも③からになります。
ではいったいなぜ糖尿病性網膜症は起きるのか。基本的にはやはり血管の病気です。血糖コントロール不良から血管内の血栓やプラーク等により、血管の狭窄ないし閉塞により虚血状態に陥ることでVEGF(血管内皮細胞増殖因子)という因子が増え、このVEGFの影響により新生血管が誕生します。この新生血管は非常にもろい血管ですので上手く機能せずに血管壁が破れ出血させてしまいます。この現象が目(正確には硝子体)の中でいくつも起こり、視覚障害に繋がって行くのです。
実際のロービジョンケアについて
患者様は一言で「目が悪い」「目が見えない」と言いますが、実際にどんな見え方かは様々です。ぼやける・視野が狭くなる・中心が黒く見える・全く見えない等にも程度があります。まずはどんな見え方なのかを出来るだけ正確に把握することがとても重要になります。
今回の研修でグループワークでは様々な視覚障害の疑似体験をしてきましたが、10センチ先が見えなかったり、真っ暗で何も見えなかったり、視野が通常の5分の1程度であったり様々な体験をしました。その状況では1人では全く歩けず、コップにお茶も注げませんでした。自己で血糖値を測定するなどほとんど不可能の様に感じました。そこで介助者がついて行動してみましたが、最初のうちは介助者がいても出来ることは少なかったのですが、徐々に行動が出来る様になりました。それは視覚以外の感覚を使ったり(触覚・聴覚)声掛けをかなり頻回に受けた為でした。通常ではうるさく感じる位の声掛けでちょうど良いと感じました。「そこまでしなくても…」と思っても当事者の方の受け止め方は違います。いかに当事者に近づくかが鍵になるのです。その為にもやはり低下した機能の把握は必要なのです。
まとめ
今回の研修では患者の一言がいかに曖昧なものであるか、「目が悪い」の幅広さ。視覚障害があっても他者の介助やツールサポートで行動が大きく変わることを学びました。当院でも多くの糖尿病患者様が通院されています。合併症は○○○。「そうなんだ」では無く、どの程度でどんなことは出来るか出来ないのか、どんなツールが使えそうか、そしてどの様に変われる可能性があるのか。私たち医療者の関わり方で「もし変われたらあんなことやこんなことも出来るかも…」そんな風に患者様が自身の生活に希望を持つことが出来る様な関わり方をして行きたいと感じました。
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