スタッフブログ

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2023.4.19|ブログ

腎病理カンファレンス-Part.4-

2023.4.18
「腎病理カンファレンス-Part.4-」
主催:協和キリン株式会社 19:00~20:15

≪尿細管&間質病変の見かた・考え方≫
~地味だけど腎予後に与えるimpact大~

腎組織は、糸球体、尿細管・間質、血管の三要素から構成されます。

糸球体別の予後分類×尿細管・間質病変=真の腎予後?

低酸素に対しても、とても理にかなったシステムが尿細管と間質にはある。

Point
①病変の主座が尿細管・間質なのかどうか
②病変の「質」と「広がり」に着目する
⇒予後に影響するのは「慢性」病変の「広がり」

〈尿細管〉
《急性》尿細管炎、上皮変性、尿細管壊死
《慢性》萎縮、拡張、上皮扁平化
《広がり》Focal or Diffuse

〈間質〉
《急性》間質炎症細胞浸潤、間質浮腫
《慢性》線維化、肉芽腫
《広がり》Focal or Diffuse

腎病理組織病変は、診断のみならず、治療方針を決定する上で大変貴重な情報が得られます

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

요세관 등 신장 병리 진단에 대해 배웠습니다.
学习了尿细管等肾脏病理诊断。
I learned a typical kidney pathology diagnosis

2023.4.19|ブログ

透析患者のカルニチンWEB講演会

2023.4.18
「透析患者のカルニチンWEB講演会」
主催:扶桑薬品工業株式会社 19:00~20:00

≪透析患者の栄養管理≫
〈カルニチンの作用〉
カルニチンは、筋肉を動かすエネルギーをつくるために、必要不可欠な物質です。細胞内では、脂肪酸がミトコンドリア内で燃えてエネルギーに変わります。しかし、脂肪酸は単独ではミトコンドリア内に入れません。カルニチンが脂肪酸と結びつき、ミトコンドリア内に脂肪酸を運ぶ重要な役割を担っています。

・心機能の改善⇒心筋
・透析終了時の足吊り改善⇒骨格筋
・透析終了時の血圧低下抑制⇒血管平滑筋
・EPO使用量削減
・消化管⇒消化管平滑筋

〈透析患者さんのカルニチン欠乏理由〉
・低栄養(特に高齢者。食欲不振、欠食などによる低栄養状態のカルニチン不足)
・食事制限(食事から摂取するカルニチン不足)
・透析による除去(透析によって体内のカルニチンが除去される)
・腎機能低下(腎機能低下により、腎臓で産生するカルニチンが減少する)

〈カルニチン欠乏症が関連した症状〉
筋肉症状:足の吊り、筋肉の痛み、筋力低下、倦怠感、
心臓症状:血圧低下、心肥大、心筋症、心機能低下、不整脈
貧血症状:ふらつき、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ

〈まとめ〉
・透析患者さんではカルニチン欠乏がおこりやすい

・透析患者さんの様々な不具合との関連はよくわからない

・カルニチンの補充によって一部の患者で一部の不具合が改善する

・カルニチンの種類、投与経路などによってもおそらく違う

・診断・治療指針の発表によりデータがでてきた

・例えば肉食+リン吸着薬との比較

・消化管に作用してくれると面白い

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

Carnitine의 작용에 대해 공부했습니다.
学习了Carnitine的作用。
I studied the effects of Carnitine.

2023.4.18|ブログ

Bayer Web Seminar

2023.4.18
「Bayer Web Seminar」
ケレンディア錠®地域医療コンテンツ
On-line説明会
主催:バイエル薬品株式会社 12:30~13:00

≪ケレンディア錠®≫
〈2型糖尿病を合併する慢性腎臓病への新たな治療選択として・・・〉

2型糖尿病を合併する慢性腎臓病の適応を持つ唯一の非ステロイド型選択的ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)「Kerendiaケレンディア(R)錠(一般名:Finerenoneフィネレノン)

②昨今、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病の進行は、血圧などの血行動態、血糖コントロール不良などの代謝に加え、炎症や線維化が要因として知られています。2型糖尿病を合併する慢性腎臓病患者にとってアンメットメディカルニーズ(いまだ有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズ)である心血管や腎臓の障害を抑制するためには、血行動態や代謝だけでなくミネラルコルチコイド受容体の過剰活性化が関与する炎症や線維化への介入が必要とされております。

③ケレンディア錠®は、ミネラルコルチコイド受容体に選択的に結合し、炎症や線維化を引き起こすミネラルコルチコイド受容体の過剰活性化を抑えることにより、心血管および腎臓の障害を抑制する新規作用機序の薬剤です。

≪医療のIT化と栃木県医療需要予測≫
日本人の人口推移は、2004年をピークに減少している。

2050年には人口1億人を割り、2100年には人口5000万人

・・・このまま時が流れると、いつか人口0人という試算も

栃木県は人口比率からも他都道府県に比し透析患者割合が高い

・・・外来の掛かりつけ医の役割に慢性腎臓病と慢性心不全の重症化予防が追加加算へ

医療によるデジタル活用
・オンライン資格の確認(マイナンバー保険証等)
・電子処方箋
・PHR(パーソナルヘルスコード)

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

Finerenone의 제보를 받았습니다.
我听到了Finerenone的举报。
I heard about Finereone’s drug information

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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