スタッフブログ

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2023.3.9|ブログ

明日から実践できる!能力開発講座

2023.3.7
「明日から実践できる!能力開発講座」
~各分野のスペシャリストに学ぶ~Vol.18
主催:小野薬品工業 18:30~19:20 web

《透析治療におけるポリファーマシー》
〈リン厳格管理と服薬アドヒアランスの両立〉
~ポリファーマシーチームの取り組み~
P>Ca>PTHの管理目標値の優先順位
P値は3.5~6.0mg/dL

CACSの変化率は厳格コントロール群で優位に低下する

≪AUCを用いた血清IP値評価方法≫
AUCは心血管死亡の良い指標(血清IP値単回値や平均値よりも)
4.5 mg/dL以上

≪リン管理の治療法≫
・充分な透析量の確保
適正な透析膜・透析時間・血流量
・食事療法
リンを多く含む食品摂取の制限
・薬物療法
リン吸着薬は消化管で食物由来のリンを吸着して、リンの吸着を抑制
・リン吸着薬を増やすだけでない対策

≪服薬アドヒアランス≫
透析患者の47%は、1日20錠以上の薬剤を服用している
飲み忘れる理由・・・外出・食事を摂らないなど
患者の希望・・・できる限り減薬してほしい
注射製剤への希望

≪高齢の透析患者さんが増えると≫
複数施設からの投薬(把握できていない投薬がある場合もある)
⇒ポリファーマシー
「ポリファーマシー」は、「Poly」+「Pharmacy」で、多くの薬ということ意味です。
多くの薬を服用することにより、副作用などの有害事象を起こすことが知られています。
ポリファーマシーが多剤併用ということではなく、多剤併用が悪いことでもありません。
高齢者になると、多くの薬を併用する(多剤併用)ことが多くなります。
多剤併用により、診療科が異なる場合などの複数の処方、アドヒアランスの低下などのさまざまな要因により、予測不可能な有害事象が起こる可能性が高くなります。

≪リン厳格管理と服薬アドヒアランスの両立≫
・しっかり透析をする
・栄養状態を担保しつつ、リン吸着薬も併用してリンを下げる
・内服薬総数を減らすため注射製剤に変更可能なものは変更検討
・少ない錠数で効果のある薬剤を選択する
・リン吸着薬を増量するだけでない対策を検討する

≪リン吸着薬を増やすだけでない対策≫
・二次性副甲状腺機能亢進症の管理
・リン吸着薬との相性の悪い内服薬の調整もしくは薬剤の変更
・便秘の改善

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

투석 환자의 폴리파머시를 배웠습니다.
学习透析患者的减药方法等
I participated in a study group and learned polypharmacy for dialysis patients.

2023.3.9|ブログ

表彰状

栃木県安全運転管理者協議会より表彰状をいただきました。

令和4年度の交通安全教育推進モデル事業所として委嘱されました
交通安全教育につなげる為のドライブレコーダーも贈呈された後すぐに、設置させていただき活用させていただいております。
毎月の会議等で交通安全に関する指導を行い、また教育者側もより安全運転を心がけられる様に交通安全教育を行っています。

皆さんもどうか安全運転をお願い致します。

2023.3.7|ブログ

Diabetes Web Seminar

2023.3.6
「Diabetes Web Seminar」
主催:大正製薬株式会社
18:30~19:00 Web

《糖尿病×腎重症化予防》
≪糖尿病とは≫
インスリンの作用不足により高血糖が慢性的に続く病気です。網膜症・腎症・神経障害の三大合併症をしばしば伴う事があります。

インスリンというホルモンの不足や作用低下が原因で、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下してしまうため、高血糖が慢性的に続く病気です。

重症になると血液中の糖が尿にあふれ出ることで甘い匂いがするのため、その名がありますが診断は尿糖ではなく空腹時血糖や75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)などの血液検査によって行われます。

1型糖尿病と2型糖尿病があり、1型はインスリン依存型とも呼ばれ、自己免疫疾患などが原因でインスリン分泌細胞が破壊されるもので、インスリンの自己注射が必要です。一方で2型はインスリン非依存型と呼ばれ、遺伝的要因に過食や運動不足などの生活習慣が重なって発症します。その他の特定の疾患や機序(メカニズム)によるものや妊娠糖尿病がありますが、多くは2型であり、日本ではその疑いがある人(可能性を否定できない人を含む)は成人の6人に1人、約1870万人にのぼっています。

糖尿病の恐さは、自覚症状のないままに重篤な合併症が進展することで、微小な血管の障害である網膜症・腎症・神経障害の三大合併症のほか、より大きな血管の動脈硬化が進行して心臓病や脳卒中のリスクも高まります。

生活習慣の改善によって糖尿病を発症する手前で防ぐ1次予防、たとえ発症してもあきらめずに血糖値を良好にコントロールして健康に生活する2次予防、さらに合併症の発症をくい止める3次予防がいずれも重要になってきます。

≪検診の重要性≫
受診率をあげるため、啓蒙活動が必要
地域の根付いた保健活動

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

당뇨병의 신장 중증화 예방에 대해 배웠습니다.
学习了预防糖尿病肾重症化。
I learned about the prevention of kidney severity of diabetes.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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