スタッフブログ

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2019.11.20|ブログ

糖尿病対策専門研修会

場所:芳賀赤十字病院  19:00~21:00

糖尿病対策専門研修会に参加させて頂きました。

超高齢化社会における高齢者糖尿病の治療について

①糖尿病が強く疑われる者の中で高齢者は他の年齢層と比較し、その割合が高く、特に男性では40~49歳では8.1%、60~69歳では19.8%、70歳以上では25.7%と年齢が上がるにつれて上昇しています。無作為に70歳以上の男性4人に声を掛ければ1人は糖尿病有病者と言うことになります。因みに女性も年齢と比例して有病者割合は増加し、60~69歳では10.8%であるのに対し、70歳以上では19.8%と上昇し、やはり70歳以上の数値が目立ちます。

②臨床所見の特徴としては、
・HHS(高浸透圧高血糖状態)を起こしやすい事。(大抵は血糖値が600mg/dl以上で高度脱水が特徴です。)
・低血糖を起こし易いが、一般的な冷汗・動悸は起こさずに、ふらつき・頭がくらくらすると言った非典型的な症状を呈する事が少なくない。
・食後高血糖が顕著な例が多い
などの所見が挙げられます。
この他に、高齢糖尿病患者の機能評価のアルゴリズムや食事・運動療法の講義がありましたが、実践からは少し離れてしまうので今回は割愛させて頂きます。

今回の研修を通じて、皆さんに知っておいて頂きたい事は2つだけです。
・70歳以上の患者は、糖尿病有病者である可能性が非常に高いこと。
・糖尿病患者のHD中に何か気分不快が起きた時には症状が違うかな?と思っても低血糖発作を頭に入れて確認と対応に当たること。
上記以外では、シックデイ対応が重要なカテゴリーになりますが、その点に就きましては使用薬剤によって対応が異なるので、その都度ご相談頂けたらと思います。宜しくお願い致します。

당뇨병 대책 회의에 참석했습니다.
參加糖尿病對策會議
attend a meeting on diabetes

2019.11.19|ブログ

院内勉強会

「医療安全管理」 杏林製薬株式会社

医療は、取り扱う情報が多様であると同時に情報そのものが不確実である。そのため,コミュニケーション(情報伝達)を十分に行う必要があり、コミュニケーションが不十分であると、事故を起こしてしまう。

コミュニケーションエラーとは?
コミュニケーションエラーには、伝達情報が正しく伝達されないという誤伝達・誤解釈のケースと、情報伝達そのものがなされず、コミュニケーションできない場合がある。

人間のコミュニケーションの特性
伝達情報だけでは、伝達意図をひとつに定めることができない (不良設定問題)。そのため,伝達情報以外の文脈、状況、知識、情報などに頼り、コミュニケーションの受け手は、「こうではないか」と頭の中に枠組みを作り、その枠組み(メンタルモデル)に照らして、送り手の伝達意図を理解しようとする。そのため,同じ伝達情報であっても、作られたメンタルモデルによって、理解される内容も異なる。また、伝えられた情報の一部が間違っていても、作られたメンタルモデルにおいてその情報が重要でなければ、その間違いに気づかないこともある。

指示など、復唱すると6割エラーが減るという報告も・・

インシデントを予防する基本行動
① フルネームで確認行動
② 口頭指示禁止
③ ダブルチェック
④ 指差し呼称

エラーを減らす環境づくり
【5S活動】
整理・整頓・清掃・清潔・しつけ

物は垂直管理するetc・・・

本日学んだ内容は、すぐに実行できるものばかり。
みんなで、意識して医療安全に取り組んでいきましょう!

의료 안전의 스터디 그룹을 실시했습니다
舉行了醫療安全研討會。
We had a medical safety study meeting.

2019.11.18|ブログ

医療的知識習得研修会

令和元年度「医療的知識習得研修会 」とちぎケアマネジャー協会主催
研修先:矢板市生涯学習館
講師名:那須地区在宅医療・介護連携支援センター
畔上 明美 氏

那須中央病院医療福祉部医療連携室
佐藤 恵美子 氏

参加者:CM鈴木・土舘

今回、ケアマネジャーが医療関係職との連携が必要な状態やアセスメントの視点を理解し、ケアマネジメント・連携を行う上で必要な知識の習得及び技能の向上を図り、介護だけでなく医療を含めた多彩なサービスとの連携を積極的に行えることを目的とした研修に参加した。
ケアマネジャーは、入院中の患者に対し多職種からの情報を収集しニーズに即したケアマネジメントを展開しなければならない。
特に、担当医より診断名の確認、療養上の注意点、日常生活を送るうえでの助言をいただくことが大切であると考える。
ケアマネジメントは、インテークから始まり、アセスメント・計画の立案・承認、サービス開始、モニタリングのプロセスで支援していく。
また、その過程で変化に応じて、再アセスメントを実施し、再度、ケアマネジメントを行い多職種と情報交換をして本人の課題を分析する必要がある。
しかし、現状は医療職との連携がスムーズに図れていない傾向にある。
円滑に連携を図るためには、情報を共有化し、各分野でエビデンスに基づく支援を確立することが必要である。
そのため、専門職の専門性を尊重してことが重要であることを学んだ。
また、研修内ではグループワークがあり、病院のソーシャルワーカーや施設ケアマネジャー、包括支援センター職員等と情報の交換ができたので、学んだことを今後の業務に生かしたいと考える。

케어 매니저가 의료인직과 연계가 필요한 상태나 평가의 관점을 이해하고 관리 관리·제휴를 하면서 필요한 지식의 습득 및 기능의 향상을 도모하고 간호만 아니라 의료를 포함한 다채로운 서비스와의 제휴를 적극적으로 실시할 수 있음을 목적으로 연수에 참가했다
不僅是福利,而且還學習了醫療,而且爲了提供各種服務,參加了研討會。
We participated in study meetings to study not only care but also medicine and to provide various welfare services.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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