スタッフブログ小山すぎの木クリニック

2023.11.23｜ブログ

コルスバweb講演会

2023.11.21
「コルスバweb講演会」
～進化する透析そう痒症治療～
主催：キッセイ薬品工業株式会社

≪透析患者のかゆみ治療の重要性≫
・透析回路から投与できる、注射薬の新しいカッパ受容体作動薬ジフェリケファリン（コルスバ）が前向き二重盲検試験において、有意にかゆみの強さを抑制した。
・コルスバを継続して使用した結果、かゆみだけでなく皮膚所見や気分も改善。今後の臨床でもコルスバにより、患者さんのQOLが改善することが期待される。

≪透析そう痒症の現状と新たな治療戦略≫
～コルスバへの期待～
・低分子合成ペプチドであるジフェリケファリン（コルスバ）は脳組織への移行が限定的
・KORへの作用選択性が高い
・注射薬である
・以下の薬物相互作用による併用注意を考慮しなくてよい（注射剤であることも関係）

新しい選択的Ｋオピオイド受容体作動薬コルスバは、血液透析患者の既存治療抵抗性の掻痒症の改善に有効な選択肢である。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

KORSUVA(Difelikefalin Acetate)는 투석 환자의 가려움에 대처하는 새로운 주사제입니다.

KORSUVA(Difelikefalin Acetate)是应对透析患者瘙痒的新注射剂。

KORSUVA (Difelikefalin Acetate) is a new injection to deal with itching in dialysis patients.

2023.11.23｜ブログ

コルスバ

2023.11.21
「コルスバ」
KORSUVA(Difelikefalin Acetate)
おやつセミナー
主催：キッセイ薬品工業株式会社

皮膚掻痒症は、血液透析治療を受ける慢性腎不全患者に多く認められる疾患です。発疹がないにもかかわらず、全身のあらゆる場所に生じ、広範囲、左右対称に断続的な痒みを訴え、患者の日常生活におけるQOLが大きく損なわれる上、睡眠障害、うつ病、死亡リスクの上昇などの悪影響を及ぼします。

血液透析患者のそう痒症の原因としては、皮膚の乾燥、ヒスタミンやサブスタンスPなどのケミカルメディエータの過剰産生およびオピオイドバランスの崩壊などが考えられており、慢性腎不全の進行や透析治療の影響など、様々な要因が複合的に関与します。

ジフェリケファリン（コルスバ）は、ナルフラフィンに次ぐKOR作動薬であり、日本初の静注透析用製剤です。掻痒症の原因の一つであるオピオイドバランスの崩壊において、血液透析患者では、オピオイド受容体の痒みを誘発するサブタイプμ系が、痒みを抑制するκ系より優位になっていると考えられています。

ジフェリケファリン（コルスバ）は、痒みを抑制するKOR選択的な作動薬であり、抗掻痒作用を示します。透析終了後の返血時に透析回路から注入する、静注のプレフィルドシリンジ製剤。

そのため、合併症により複数の治療薬を服用している血液透析患者に対しても、水分摂取制限および嚥下機能低下に影響されず投与が可能であり、透析ごとに医師の管理下で確実に投与することが可能という特性がある。

しかし、ジフェリケファリン（コルスバ）使用直後の運転は禁忌なので、当院に限って言えば送迎サービスを受けている方のみ対象となるでしょう

KORSVA(Difelikefalin Acetate)는 투석 환자의 가려움에 대처하는 주사제입니다.

KORSUVA(Difelikefalin Acetate)是应对透析患者瘙痒的注射剂。

KORSUVA (Difelikefalin Acetate) is an injection to deal with itching in dialysis patients.

2023.11.20｜ブログ

三毳山ハイキング

2023.11.19
「三毳山ハイキング」

運動療法を勉強する一環として、患者さんが企画されました「ハイキング」に参加させていただきました。

秋晴れの最高の天気。三毳山山頂からは、きれいで壮大な富士山を眺めることができました。

久しぶりに、気持ちいい汗をかきました。

환자가 기획한 운동 요법에 참여해 왔습니다.
근처 산을 하이킹했어요.

参加了患者企划的运动疗法。
在附近的山上徒步旅行了。

I participated in the exercise therapy planned by the patient.
I hiked a nearby mountain.

医療法人小山すぎの木クリニック／内科・脳神経外科・循環器内科・内分泌科・人工透析内科／深夜透析、オーバーナイト（深夜長時間透析）