スタッフブログ

Staff blog

2024.6.5|ブログ

おやつセミナー

2024.6.4
「おやつセミナー」
パーサビブ:Parsabiv
主催:小野薬品工業株式会社

パーサビブ(エテルカルセチド)、世界初の二次性副甲状腺機能亢進症の注射です。

おさらいですが、特徴として
①カルシウム受容体作動薬として世界初の注射剤。
②血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の患者において、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を抑制し、血清intactPTH(iPTH)濃度を低下させる。
③薬物相互作用を生じる可能性が低い。

ざっくり作用機序は、
腎臓がダメになり、リンの上昇やビタミンDが活性化しないことにより、血液中のカルシウムが低下する。それに伴い、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が増え、骨が弱まる。

これが二次性副甲状腺機能亢進症の概要です。

副甲状腺細胞表面にカルシウム受容体があるが、この受容体は副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を抑制したり、副甲状腺ホルモン(PTH)の生合成を抑制するのに関与している。

パーサビブ(エテルカルセチド)の作用機序に話を戻す。パーサビブ(エテルカルセチド)は、副甲状腺細胞表面に存在するカルシウム受容体に作用し、主に副甲状腺ホルモン(PTH)分泌の抑制を増強することで効果を示す。

※発表内容は演者の見解によるものです

Etelcalcetide hydrochloride의 주사약 사용 방법을 재확인하였습니다.

再次确认了Etelcalcetide hydrochloride注射剂的使用方法。

I reconfirmed how to use the Etelcalcetide hydrochloride injection.

2024.5.31|ブログ

明日から実践できる!能力開発講座

2024.5.29
「明日から実践できる!能力開発講座」
~各分野のスペシャリストに学ぶ~
Vol.23
主催:小野薬品工業株式会社
19:00~20:00 WEB

≪高齢者の透析治療についてメディカルスタッフと考える≫
透析見合わせとCKM
・「終末期」ではなく厚生労働省のガイドラインに従って「人生の最終段階」を使用する。
なお、透析を必要とする末期腎臓病は人生の最終段階ではない。
・最も重要なことは本人の意思であり、家族がどのような意見であっても本人の意思が最も尊重される。
・厚生労働省も2018年に、新たに「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を公表し
協働意思決定(Shared Decision Making:SDM)や、人生会議(Advance Care Planning:ACP)の重要性を指摘している。
厚生労働省のガイドラインとの整合性を確認する必要もある。
・医療チームは、提案する治療のほかに代替治療法についての情報を患者に提供する必要があり、腎代替療法の選択では、
腎移植、腹膜透析、血液透析に関する情報を提供するのが原則である。
・「透析の非導入」、「透析の見合わせ」、「保存的治療」は適切な言い方ではない。
Conservative Kidney Managementとし、日本語訳はその定義を注釈に付け、保存的腎臓療法を採択することが承認された。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

노인의 투석 의료를 생각했습니다.

我想到了老人的透析医疗。

I thought about dialysis medicine for the elderly.

2024.5.31|ブログ

ARNI Web Symposium

2024.5.29
「ARNI Web Symposium」
共催:大塚製薬株式会社
共催:ノバルティスファーマ株式会社
18:00~18:40 WEB

≪心腎連関治療の一挙両得≫
~心血管病患者の明日のために今できること~
ARNIを導入すべき患者像とタイミング
・2型糖尿病を有する高血圧
・高血圧性腎硬化症によるCKD
・Non-dipper型高血圧
・減塩困難なDMまたはCKDの高血圧
・(多剤併用が必要な)難治性高血圧
・ARB/ACEIで高カリウム傾向の患者
ARNIの降圧力、様々な付加価値を考慮すると、可能な限り早期からの導入が期待されるそうです

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

ARNI를 도입해야 할 환자상과 타이밍을 배웠습니다

我学会了如何选择病人来使用ARNI。

We’ve learned how to choose patients who need to adopt ARNI.

 

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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