ブログ

エナロイ錠発売2周年記念全国Webセミナー

2023.2.20 ブログ

エナロイ錠発売2周年記念全国Webセミナー

2023.2.17
「エナロイ錠発売2周年記念全国Webセミナー」
主催:鳥居薬品株式会社 18:30~19:15

エナロイ錠、発売2周年おめでとうございます!

≪医療連携を考慮した腎性貧血治療戦略≫
《CVD・CKD・DKDと貧血管理》
①CVD・CKD・DKDは生活習慣病を基盤に無症状で進展するため、早期から構成因子を各個に介入し、病期・病態に応じ適切な薬物を選択、食事療法を実践し生活習慣を改善する。

②血圧、体重、貧血、血糖、脂質、K/Ca/P/Feなど、掛かりつけ医・専門医・薬・介護・家族・行政を含む多職種/チーム/医療連携が不可欠。

③貧血管理は個別(腎機能・病態・併用薬)に応じて腎性貧血治療薬(ESA、HIF-PHI、Fe)の選択・目標値を設定し合併症に留意する。

④心血管病・フレイルに留意し、CKD寛解、腎機能保持、透析回避、生命予後、ADL改善に努める。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものです

HIF-PHI(Enarodustat:ENAROY) 발매 2주년 기념 강연회에 참가했습니다.
参加了HIF-PHI(Enarodustat:ENAROY)上市2周年纪念演讲会。
I participated in the lecture commemorating the 2nd anniversary of the release of HIF-PHI (Enarodustat: ENAROY).

2023.2.20 ブログ

房総透析連携の会 透析患者の骨折予防・連携セミナー

2023.2.16
「房総透析連携の会 透析患者の骨折予防・連携セミナー」
主催:協和キリン株式会社 18:30~20:00 web

≪骨粗鬆症合併透析患者への薬物療法≫
《骨粗鬆症》
低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患
国内の骨粗鬆症患者⇒約1280万人以上とも言われている(男性約300万人:女性約980万人)

《CKD患者の骨粗鬆症の治療計画》
①Ca代謝異常の是正
②骨リモデリングの是正

《透析患者の長期的な予後改善のために》

・腎不全は様々な側面から骨粗鬆症の高リスクとなり、定期的な検査が不可欠
⇒DXA法での骨密度測定、骨代謝マーカーの活用

・骨粗鬆症治療に並行してCKD-MBD(高P)のコントロール・転倒の予防が重要
⇒i-PTHの定期的な測定、腎臓リハビリテーションの必要性

・透析患者でEvidenceが既知の骨粗鬆症治療薬の使用、スイッチについて

・デノスマブの透析患者への投与時は低Ca血症やリバウンド現象に注意

≪透析患者の大腿骨近位部骨折への急性期対応≫
《大腿骨近位部骨折とは》
・手術加療を必要とし、生命予後に関わる骨折
・高齢化社会に伴い、発生数は増加している

日本透析医学会の調査をもとにした研究では、大腿骨頸部骨折リスクは一般住民と比べて男性 6.2 倍、女性で 4.9 倍であり、透析期間が 16 年程度までは同レベルで推移するが、より長期化すると骨折リスクはさらに上昇する

≪透析患者の骨折予防、骨折後の対応≫
透析患者に伴う CKD‒MBD と一体化した概念も提唱され、身体活動性の維持やQOL の向上の点から積極的な管理が求められているが、確立した治療法が提示されていないため日常診療の現場で低骨量を示す患者の治療選択に苦慮しているのが実情である。新規薬剤を含めて透析患者に対するエビデンスを積み重ねる必要があると言えます。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

투석 환자의 골절 예방에 대해 배웠습니다.
学习了透析患者预防骨折的方法。
I learned about preventing fractures in dialysis patients.

2023.2.20 ブログ

第281回開業医のための心臓病診療談話会

2023.2.15
「第281回開業医のための心臓病診療談話会」
共催:開業医のための心臓病診療談話会
共催:福岡市医師会
共催:協和キリン株式会社
19:00〜20:15

《心腎貧血症候群の管理の重要性》
≪心腎貧血症候群とは≫
①心不全患者は、急性・慢性、どちらにおいても貧血を合併することが多い
②貧血は、急性・慢性、どちらにおいても心不全患者の独立した予後規定因子である

貧血治療の意味が見直されている・・・

慢性心不全患者では、貧血と鉄欠乏性は互いに独立して予後不良に関連するとされている。
一方、これらに対する薬物介入には、予後改善を示す十分なエビデンスはなく、貧血や鉄欠乏への関心は今ひとつ。

だが、息切れなど患者のQOLを改善することには大きな意味がある。

≪腎性貧血とは≫

腎臓においてヘモグロビン低下に見合った十分量のエリスロポエチン(EPO)が産生されず生じる貧血。主因が腎障害以外に認められない

≪腎障害で貧血を生じる要因は≫
①赤血球造血の抑制
②赤血球寿命の短縮
③鉄代謝の障害
④透析回路における残血、出血
⑤栄養障害

≪貧血治療の意義≫
症状の改善:息切れ、倦怠感

長期的臓器保護効果:心・腎

予後改善:心不全入院・透析回避

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

빈혈 치료를 배웠습니다.
学习了肾性贫血。
I learned about renal anemia.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

Archives