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第3回 日本フットケア足病医学会

2023.2.20 ブログ

第3回 日本フットケア足病医学会

2023.2.11-12
「第3回 日本フットケア足病医学会」

第3回日本フットケア・足病医学会年次学術集会を令和 5 年 2 月11 日(土)~12日(日)の2日間にわたり、奈良県奈良市の「なら100 年会館」 、「ホテル日航奈良」で開催され、参加させていただきました。

当医学会は、日本フットケア学会と日本下肢救済足病学会が合併してから3回目の学術集会になり、当院は1回目からフットケアチームを中心に参加し、貢献しております。当学術集会も年々大きくなっており、それこそ多種多様の診療科、医療・介護施設など、多くの施設が参加しています。

今回のテーマは「New Horizon 足の新時代へ」で、正に、フットケアには多くの診療科が関与しており、まさに学際的な領域でありますが、我々はその中でも包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)に対する下肢救済ならびに創傷ケア、糖尿病の領域が主な主戦場ですので、その分野を特に注視して参加して参りました。

私達も、2演題発表させていただきました。

제3회 풋케어학회에 참가했습니다.
我参加了第三届足部护理学会。
We participated in the third Footcare Society.

2023.2.20 ブログ

Evrenzo Summit

2023.2.7
「Evrenzo Summit」
主催:アステラス製薬株式会社 19:00~20:00

《HIF-PH阻害薬:「これまで」と「これから」》

・HIF-PHIは経口投与で効果を発揮する
・HIF-PHIは生理的なEPO濃度下で貧血を是正する
・HIF-PHIの貧血改善・維持効果は少なくともESAと非劣性である
・機能的鉄欠乏患者では、より効果的に貧血を改善する
・ESA抵抗性、炎症、低栄養状態などでもより効果的な可能性がある
・心血管イベントについては一部を除きESAと非劣性である
・悪性腫瘍や眼底出血については、現時点では悪化は認められない
・上記を含めた安全性の長期データ、または貧血治療以外への効果は、今後の検討課
題である

《ESA抵抗性腎性貧血に対する治療戦略》
~エベレンゾの特徴を最大に活かす~
・ESAのみを使い続けるのか?
高用量ESAは生命予後を悪化させる
⇒HIF-PH阻害薬は高用量ESAを回避するための新たな選択

・すべてをHIF-PH阻害薬に切り替えるのか?
悪性腫瘍・網膜出血・血栓塞栓症には慎重投与
(日本腎臓学会 HIF-PH阻害薬適正使用に関するRecommendation)
⇒ただし、同様の要件はESAにも存在

・HIF-PH阻害薬(5剤)の使い分けをどうするか?
投与回数・用量設定・用量変更頻度・Hb上昇度の違いを知る

・HIF-PH阻害薬にきたいされるものとは?
実臨床では
⇒目標Hb値の高い維持率、鉄利用効率の改善
長期的には
⇒原料のみならず長期休薬までもが可能
大局的には
⇒高用量ESAによる死亡(特に心血管系)リスクの低減

・エベレンゾの特徴を最大限に活かすために
⇒ESA抵抗性(ESA高用量)
⇒鉄利用障害(Ferritin高値)
⇒ポリファーマシー:週3回のみ投与
⇒アドヒアランス不良:透析時の確実な投与

・エベレンゾ適応のさらなる拡大として
⇒ESA低用量
⇒ESAからの切り替えではなく新規投与
⇒保存期から透析期までのシームレスな投与

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

HIF-PHI는, 향후도 장기적으로 데이터를 살펴 갈 필요가 있다.
HIF-PHI今后也有必要长期观察数据。
HIF-PHI needs to continue to look at the data in the long run.

 

2023.2.7 ブログ

第13回透析運動療法研究会

2023.2.5
「第13回透析運動療法研究会」
The 13th Annual Meeting of the Japanese Society of Exercise Therapy for Dialysis Patients

同研究会に参加し、オーラルとビデオセッションで、当院の運動活動を報告させていただきました。

『運動を生涯にわたり楽しく継続するためには』
永遠のテーマです。

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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