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TORII Web Short Lecture

2023.11.6 ブログ

TORII Web Short Lecture

2023.10.31
「TORII Web Short Lecture」
主催:鳥居薬品株式会社

「透析患者の糖尿病治療ガイド改訂に向けて」

≪改定の背景≫
・糖尿病性腎症からの新規透析導入患者数が第1位(40.2%)である。
・現在、透析治療を受けている患者の39.6%は糖尿病性腎症を原疾患とした患者である。
・そのため、透析の臨床現場において、糖尿病合併患者は増加している

≪GAの測定割合≫
・2018年末の本学会の調査ではHbA1cのみを測定している施設は24.1%に減少し、GAまたは両者を測定している施設は75.9%と大幅に増加しています。
・さらに糖尿病透析患者の随時血糖値の結果や治療法別(血液透析と腹膜透析)にGA値とHbA1c値を比較しており、わが国の糖尿病透析患者の治療実態がより明らかとなってきた

≪まとめ≫
・「血液透析患者の治療ガイド2012」が発刊され約10年が経過し、その間わが国から透析患者のGA値と生命予後に関する臨床成績もいくつか報告されてきた。
・さらにこの間、様々な新しい治療薬やデバイスが登場し、血糖管理に関するいくつか報告されてきた。
・本治療ガイドは、基本的には糖尿病を専門としないが糖尿病の診療に携わっておられます透析・腎臓内科の先生方や医療スタッフの方に役立つように、現時点での糖尿病透析患者の診療を行う上での標準コンセプトを示すことを目的としている
・したがって、本書では現時点で必ずしもエビデンスが十分でないことについても、診療上必要な事に関しては、わが国の診療実態等を勘案したうえで専門家のコンセンサスとして掲載していることに留意していただきたい。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

투석 환자의 당뇨병 치료 가이드 개정을 위해 강습을 받았습니다.

为了修改透析患者的糖尿病治疗指南,接受了培训。

I took a course to revise the diabetes treatment guide for dialysis patients.

2023.11.6 ブログ

第25回日本在宅血液透析学会

2023.11.4-5
「第25回日本在宅血液透析学会」

【はじめに】
東京都千代田区にある一橋講堂にて第25回日本在宅血液透析学会が開催され参加させていただきました。韓国との交流から様々な腎代替療法のアドバイスを求められ、両国の多くの医療関係者の協力もいただきながら、当院でも在宅血液透析の現状を学ぶことが出来ています。

在宅血液透析は全ての腎代替療法で患者さんにとっては1番良いと言われながらも、選択する患者さんはとても少ないのが現状です。こうした問題にも注視ながら、当院でのサービス提供に向け研鑽を重ねているところでもあります。

【未来へのHHD、Next Innovation!】
現時点の在宅血液透析に取り巻く環境はとても複雑で医療側、患者側の負担が多いところなどまだまだたくさんの問題があるように感じます。今学会のテーマ『未来へのHHD、Next Innovation!』であり、在宅血液透析の諸問題をもっとinnovationしなければならないと強く思いました。特にこれから未来、HHDのためにもっとコンパクトな(出来れば国産の)専用透析装置、もっと安全な透析環境、もっとシンプルな環境などを作り上げる必要があり、さらに患者さんを増やすためには常に必要とされる情報を必要なところに発信(当院ではCKD外来など)できるようにしなければならないと考えています。

【任命された責任を担うために】
韓国より2022年に腎代替療法調査員として任命されている責任からも、両国の腎臓領域に関する今後につながる活動を考え、活動していきたいと考えております。両国の医療従事者と協力し合い『最高な血液浄化療法』を考え、一緒に広げていきたいという希望があります。

JSHHD 2023에 참가했습니다.

我参加了JSHHD2023。

I participated in JSHHD2023.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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