お知らせ

年末年始休診のお知らせ

2022.12.6 お知らせ

年末年始休診のお知らせ

2022年12月29日(木)より2023年1月5日(木)まで休診とさせていただきます。
大変ご不便をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
1月6月(金)より通常通り診療を行います。

デイケアWaki愛愛は、2022年12月30(金)より2023年1月3日(火)までお休みとなります。

2022.12.6 お知らせ

夜間透析の受け入れ時間延長についてのご連絡

令和4年12月吉日

夜間透析の受け入れ時間延長についてのご連絡

医療法人 小山すぎの木クリニック

理事長 朝倉伸司

平素より小山すぎの木クリニックの運営に関し、ご理解、ご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。

当院では就労支援目的で栃木県初の深夜透析を行っております。当院での深夜透析(オーバーナイト透析)では月・水・金曜日の20時から22時45分までの入室をお願いしており、そこからの長時間透析となります。現在の就労時間は他種多様となり、入室時間や長時間透析等の決め事で深夜透析をご選択いただけない場合も多いと理解しています。

そこで、深夜透析はできずとも夜間帯の受け入れ時間を延長することで、更なる就労支援を行いたいと考えました。現在の夜間透析は月・水・金曜日の15時から18時が入室時間となっておりますが、2023年1月より受け入れ時間(入室時間)を15時から19時45分までに延長いたします。(ミッドナイト透析)。しかしながら限りある人員の中で行いますので、18時以降の入室は時間予約制とし、予約枠の上限を設けさせていただきます。治療開始の時間に関しましては前後する場合がございます。当院の受け入れ状況により患者様の希望時間に添えない場合がありますので、ご了承ください。

※就労支援を目的としておりますので、就労していない方は対象とはなりません。

また、夜間透析も同様ですが、患者様の個々の疾患により対象とならない場合がございます。

2022.12.5 ブログ

腎性貧血 Update in 小山

2022.12.1
「腎性貧血 Update in 小山」
共催:小山地区医師会
共催:田辺三菱製薬株式会社

朝倉院長が座長を務めました。

《これでスッキリ腎性貧血治療!》
~どうなおす?なぜ放置してはいけないのか~

【透析症例の貧血を放置してはいけない】
我が国の維持透析患者で最も死亡リスクが少ないのはHb11~12

【ESAによるHb正常化と生命予後】
使用ESA量が多いほど死亡リスクは増大する

【ESA抵抗性(低反応性)の問題】
厳密な定義は無いものの、鉄欠乏が見られない条件で貧血が改善されない患者はおよそ1割と推測される

【まとめ】
①従来の貧血治療の限界

従来型ESAの投与は透析患者の予後を悪化させる可能性が知られているが、現実のCKD診療での貧血治療は、まだまだ不十分であり大きなアンメットメディカルニーズが存在する。ESA抵抗性の背景には、鉄欠乏または慢性炎症による鉄の利用障害が存在する。

②CKDと心血管イベント

心・腎の病態は互いに大きな影響を与え合っている。「心腎連関」として知られていた概念は「心腎症候群」または「心腎貧血鉄症候群」としてとらえ直されている。貧血により心不全症例の予後は悪化するが、ESAなど従来治療では鉄の利用障害(慢性炎症)などによって、十分な効果が得られないジレンマが存在する。

③CKDにおける鉄投与

慢性炎症状態では、ヘプシジンの上昇による鉄の利用障害と高フェリチン血症を生じて、貧血改善をさまたげ生命予後も悪化する。従来から含糖鉄静注によってFGF23上昇・低リン血症・骨軟化症が惹起されることが知られていたが、FGF23への影響は鉄製剤の種類によって異なることが明らかとなった。

④HIF-PH阻害薬への期待

造血をふくめた低酸素応答にはHIFが関与しているが、酸素の存在下ではHIFはPHDによって速やかに不活化される。貧血・臓器虚血・炎症細胞・高地順化・骨髄幹細胞温存・胎生期発生など、HIFはきわめて多方面に影響をおよぼす。HIF-2αを誘導する薬剤の臨床応用が進んでいる。

⑤ESAの限界とPHDiの挑戦

心・腎・貧血・鉄代謝の病態は大きく関連するが、従来型ESAによるHb上昇の試みは、心血管イベントの増加・総死亡増加と関連し、特に鉄利用の限界によるESA抵抗症例の治療が問題となっていた。HIF-PHD阻害薬はESA抵抗症例にもあらたな可能性を開いた。十分な鉄補充が必要だが医療経済にも良い効果をもたらしうる。長期の安全性など今後の研究が必要である。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

HIF-PHi의 가능성을 생각하면서 청강했습니다.
我边想HIF-PHi的可能性边听讲。
I listened to the lecture thinking about the possibility of HIF-PHi.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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