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Forxiga Heart Failure Symposium

2024.12.19

2024.12.18
「Forxiga Heart Failure Symposium」
共催:小野薬品工業株式会社
共催:アストラゼネカ株式会社
19:30〜20:20

≪心不全の包括的治療戦略≫

ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠
(Dapagliflozin propylene glycolate hydrate)

尿としての糖排泄を増やすことで結果として血液中の糖(血糖)を減らす薬です。

・糖尿病は血糖値の高い状態が続くことで様々な合併症をひきおこ

・体内にはSGLT2という尿から血管へ糖を運ぶ運び屋のような物質が存在する

・本剤はSGLT2の働きを阻害し、尿として糖や水分を排泄し血糖値を下げる

〈作用機序(作用の仕組み)に基づく薬剤の特徴〉
・糖の代謝に関わるインスリンに直接関与しないため「本剤単独投与」の場合は低血糖が少ないとされる

・利尿作用による体液量の減少に伴い脱水がおこる場合がある

・薬剤によっては糖尿病以外の病態(慢性心不全など)の治療に使われることもある

糖尿病は血液中の血糖(ブドウ糖)が適正な量を超えて増えてしまった状態で、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高い状態が続くと様々な合併症がおこる。

血糖値は糖が血管内へ吸収されると上昇する。腎臓において尿(原尿)は尿細管という管を通って運ばれる。尿細管の近位尿細管という部位では尿中に含まれる糖などを血管(血液中)へ運ぶ吸収(再吸収)が行われている。

尿細管から血管内へ糖を運ぶ役割を果たしているのがSGLT2(ナトリウム・グルコース共役輸送体)という運び屋的な物質である。このSGLT2の働きを阻害すると血管内への糖の再吸収が阻害され、尿中に残った糖はそのまま尿として体外へ排泄される。

血管内への糖の吸収が阻害されるため、結果として血液中の糖の量が減る、つまり血糖値が下がる。SGLT2阻害薬は腎臓の近位尿細管においてSGLT2を阻害し、尿としての糖排泄を促進することで血糖値を下げる効果をあらわす。

尿細管で糖の再吸収が阻害されると排泄される尿量(水分量)も増加する。この作用による本剤の特徴的な副作用の一つに脱水がある。

また尿中の糖濃度が高いため尿路感染症にかかりやすい場合もあり注意が必要となる。

なお、SGLT2阻害薬は体液量調節を介した血行動態に対する作用などにより、慢性心不全などの糖尿病以外の病態に対する有用性も考えられている。

<まとめ>

・多職種連携は心不全診療に必要不可欠である

・心不全患者に対しては腎保護の観点からもSGLT2阻害薬を導入することが求められる

・早期にSGLT2阻害薬を導入することで、多様な効果の恩恵を受けることが期待できる

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

SGLT2(Dapagliflozin)의 다양성을 배웠습니다.

學習了SGLT2(Dapagliflozin)的多樣性。

I learned the diversity of SGLT2 (Dapagliflozin).

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