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「エクメット錠」院内勉強会

2017.09.11

2017.9.11 18:00~19:00 当院会議室
ノバルティス ファーマ株式会社

糖尿病治療専門医からも期待されている「エクメット配合剤」。
2型糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬のクラスは現在7種類あり、いずれも第一選択薬として使用されているが、これらの単独投与で血糖値のコントロールが十分に得られない場合は、増量や作用機序の異なる血糖降下薬の併用療法が推奨されています。

「エクメット」はDPP-4阻害薬とメトホルミンの組み合わせとして国内で初めての配合剤です。低血糖の副作用も非常に少ないという。国内の糖尿病治療薬の残薬数も3000錠以上(地方学会より)との報告もあり、単純に配合剤にする事でも服薬錠数が減りますし、錠数が減ることは患者さんの服薬も助けることにつながることで、喜ばれているそうです。また「エクメット」の1錠薬価はビルダグリプチン単剤と同じ87.70円であり、経済的にもメリットがあるようです。

「エクメット」はビルダグリプチンおよびメトホルミンの併用による治療が適切と判断される場合に使用可能で、1日2回投与の製剤として、LD(ビルダグリプチン/メトホルミン塩酸塩として50mg/250mg)とHD(ビルダグリプチン/メトホルミン塩酸塩として50mg/500mg)の2規格があります。HDではメトホルミンの1日投与量が1000mgとなるため、メトホルミンの高用量処方のニーズにも対応することが可能そうです。

透析患者さんには禁忌にて使用出来ません、残念ですね。

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