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コルスバ静注発売1周年記念WEB講演会

2024.12.10

2024.12.5
「コルスバ静注発売1周年記念WEB講演会」
主催:キッセイ薬品工業株式会社
19:00~20:20

~当院看護師が演者として発表を担当させていただきました~

≪看護師から見た透析掻痒症治療の実状≫

愁訴(かゆみ等)を取り除いた透析を心掛けている。
痒みには、様々な要因(内因性・外因性)があり、箇所も程度も個々によって違うため対応にも苦慮しているのが現状だった。

コルスバを処方(静注)された患者さんの大半は痒みがおさまり、非常に良い印象を持っている。

<当院でのコルスバ使用経験で患者さんの声より>
・「かゆみ」がウソのように止まって、よく眠れるようになった
・シャントまわりの「かゆみ」がひどかったが、落ち着き透析が楽になった
・「かゆみ」による皮膚の掻き壊しが減った
・皮膚が綺麗に保つことができている
・「かゆみ」を止める軟膏がいらなくなり、ベタベタが無くなった
・塗り薬が無くなったことで、好きな服も着れるようになった
・「かゆみ」止めの飲み薬が減ったし、症状も改善しダブルで嬉しい

※薬品への過剰な効果や宣伝を示すものではありません。
※薬効には当然個人差もあります。引き続き検証していきます。

≪透析そう痒症の現状と治療アプローチ≫
透析患者さんは・・・ドライスキン

透析患者さんにインターネット調査した・・・
患者さんの声として・・・相談する相手がいない
『医療者が「かゆみ」に対して無関心』

・血液透析患者の強い「かゆみ」は、患者報告アウトカムを悪化させ、QOLを低下させるだけではなく、入院や死亡リスクの上昇と関連し、患者さんの生命予後を不良にすることから、早期より治療介入すべき重要な合併症の一つである

・今回のインターネット調査では、「かゆみ」の程度は改善傾向にあったが、「かゆみ」の相談経験または聞き取り経験がない患者さんが約4割、中等度以上の「かゆみ」を有する患者さんで未治療の患者さんが約3割認められた。日常の診療において積極的かつ継続的に問診を行って、「かゆみ」を評価し情報提供を行い、患者さんの病態に応じた適切な治療に結び付けることが必要である

・κオピオイド受容体作動薬コルスバが選択肢として加わった「透析そう痒症新治療アルゴリズム」が、血液透析患者の既存治療抵抗性の「かゆみ」やQOLのさらなる改善に役立つことを期待する

考慮する点・・・
・透析終了時には、ESA・鉄剤・活性化VD・Ca受容体作動薬・カルニチンなど多数の注射薬が投与されていることがあるためスタッフの負担が増加
・便秘の出現・増悪への注意と対応

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

투석중의 가려움 대책 스터디에 참가했다.
Difelikefalin(KORSUVA) 사용 경험을 카가 간호사가 발표했다.

參加了關於透析瘙癢症的學習會。
加賀護士發表了使用Difelikefalin(KORSUVA)的經驗。

I participated in a study group on dialysis pruritus.
A nurse working at our clinic announced her experience using Difelikefalin (KORSVA).

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