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Forxiga CKD Symposium

2024.12.23

2024.12.20
「Forxiga CKD Symposium」
共催:小野薬品工業株式会社
共催:アストラゼネカ株式会社
12:30~13:05

≪3つの治療目標達成を見据えたCKD治療の実現に向けて≫

<慢性腎臓病の治療目標>
①末期腎不全への進展阻止
②心血管疾患の発症予防
③死亡リスクの軽減

<CKDを未然に防ぐには>
・とにかく健診を受けてもらう必要あり
・GFR値が59以下の方は、お医者さんにご相談を
・(腎臓の声に耳を傾けて・・・)

<腎臓はとっても働き者>
①尿をつくる
②体内環境を一定のバランスに保つ
③血圧を調整する
④血液をつくる働きを助ける
⑤ビタミンDの活性化

<日本人の特徴>
①塩分摂取量が多い
②もともとネフロンの数が少ない
③長寿である

<(SGLT2阻害薬)>
ダパグリフロジン(フォシーガ: Forxiga)

フォシーガ、2型糖尿病合併の有無に関わらず、日本で初めての慢性腎臓病の治療薬として承認を取得。

フォシーガは錠剤で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使えるお薬です。

また、インスリン治療とも併用できるのが大きな特徴といえます。

<ダパグリフロジン(フォシーガ)の適応>
【1型糖尿病】
あらかじめ適切なインスリン治療を十分に行った上で、血糖コントロールが不十分な場合に限ること

【2型糖尿病】
あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行った上で効果が不十分な場合に限り考慮すること

【慢性腎臓病】
末期腎不全又は透析施行中の患者を除く

【慢性心不全】
慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る

<まとめ>
CKD進行抑制のためには虚血を基軸としたFinal Common Pathwayに対応する包括的万能薬が求められる。

特に日本人において新規Drug RepositioningによるCKDに対するSGLT2阻害薬の病初期からの使用は、CVD予防の観点からも大いに期待される。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

Dapagliflozin의 약리작용을 배웠습니다

學習了Dapagliflozin的藥理作用。

I learned the pharmacological effects of Dapagliflozin.

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