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Core Web Symposium 2022

2022.09.08

2022.9.6
「Core Web Symposium 2022」
主催:小野薬品工業株式会社、アストラゼネカ株式会社

【心不全治療にSGLT-2阻害薬が与えたインパクト】
【腎臓病の克服を目指して〜SGLT-2阻害薬の腎保護効果】

糖尿病人口は増加傾向にあり、2045年には全世界で約6億2,900万人に及ぶことが試算されている。

現在、糖尿病性腎症は透析導入に至る慢性腎臓病のうち最も多い疾患であり、腎症の発症および進展抑制を見据えた治療戦略が課題となる。

これまで腎症に対して血糖降下療法をはじめ、レニン-アンジオテンシン系抑制薬を中心とした降圧療法が行われてきたが、微量アルブミン尿を有する患者の割合は低下している一方で、腎機能障害を有する患者の割合は増加していることも指摘
されていた。

近年登場したSGLT2阻害薬(Sodium glucose cotransporter-2 inhibitor)は、尿糖排泄促進による血糖降下作用を有する経口薬であり、大規模臨床試験において心血管疾患の発症のみならず、腎症の進展を抑制することが報告された。

血糖コントロールによる腎保護効果は腎症前期および早期腎症期において明らかですが、顕性腎症期以降においては限定的であり、SGLT2阻害薬は新たな腎保護薬として注目されています。

心血管死、心不全悪化それぞれが主要評価項目の優越性に寄与していた。この所見は、検討した主なサブグループで一貫しており、左室駆出率の状態にかかわらず幅広い心不全患者に対するフォシーガ(ダパグリフロジン:Dapagliflozin)の効果の拡大が期待できる。

試験結果では、カンザスシティ心筋症質問票(KCCQ)の総症状スコアにより測定された患者報告アウトカムにおいて症状改善の効果も示された。米国心臓病学会、米国心臓協会、および米国心不全学会が共同で発行した心不全ガイドライン2022 年更新版では、左室駆出率が軽度低下した心不全(HFmrEF)および左室駆出率が保持された心不全(HFpEF)の治療薬としてフォシーガなどのナトリウム・グルコース共輸送体阻害剤(SGLT2)を推奨している。

腎疾患対策の更なる推進のために

〈全体目標〉
①慢性腎臓病(CKD)を早期に発見・診断し、良質で適切な治療を実施・継続する。
②CKD重症化予防を徹底する。
③CKD患者(透析、腎移植患者を含む)のQOLの維持向上を図る。

〈成果目標(KPI)及び評価指標〉
①地方公共団体は、糖尿病性腎症重症化予防プログラムの活用等も含め、地域の実情に応じて、腎疾患対策に取り組む。
②かかりつけ医、メディカルスタッフ、専門機関等が連携して、地域におけるCKD診療体制を充実させる。
③2028年までに、新規透析導入患者数を35,000人以下に減少させる。
新規透析導入患者数:2016年比で、5年で5%以上減少、10年で10%以上減少を達成。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

SGLT-2 저해제의 신장 보호 작용으로 투석 환자의 심혈외 이벤트 리스크 감소 기대.
SGLT-2抑制剂的肾保护作用有望降低透析患者心血管外活动风险.
Expect to reduce risk of extracardiovascular events in dialysis patients through renal protection of SGLT-2 inhibitors

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