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糖尿病治療Web講演会

2022.12.13

2022.12.9
「糖尿病治療Web講演会」
共催:ノボノルディスクファーマ株式会社
共催:MSD株式会社
18:45~19:25

《予後改善を目指す糖尿病治療の新戦略》

HbA1cを標的とした糖尿病コントロールは心血管死亡を減少させない可能性がある

・あまりに厳格なHbA1cコントロールは、予後を悪化させる可能性がある

・メトホルミン、SGLT-2阻害薬、GLP-1受容体作動薬は予後に影響するエビデンスを有する

・DPP-4阻害薬は、日本人の予後を改善させるのかもしれない

・糖尿病症例に対しては、予後改善を目指し包括的な介入を行う必要がある

【2型糖尿病治療剤経口GLP-1受容体作動薬リベルタス(Semaglutide(セマグルチド))】

血糖値を下げるインスリンの分泌を促進するほか、胃腸の動きを調整し食欲の抑制が可能です。血糖値を低下させるはたらきがあるため、糖尿病の治療薬として使われています。

GLP-1受容体作動薬は、注射を使ってGLP-1を投与するものがほとんどですが、リベルサスは口から飲める(経口投与できる)ことが特徴です。

【リベルサスの主な特徴】
自然に食欲を抑えられる
太りにくい体質になれる
自宅で治療を続けられる
注射が苦手な方でも摂取しやすい

リベルサスの服用によって自然に食欲が抑えられ、空腹感も少なくなります。食事量が減ることでダイエットの効果が期待できます。

内臓脂肪の燃焼や基礎代謝の向上も見込めるので、体質を改善できる可能性が高いです。

また1日1回錠剤を経口投与するので、他の注射タイプのGLP-1受容体作動薬と比べて痛みがなく、利用しやすいです。

ハードな運動や厳しい食事制限は必要なく、適度な運動と食習慣の見直しでダイエット効果を見込めます。

「2型糖尿病治療薬」の承認を受けている

リベルサスは、「2型糖尿病治療薬」として製造販売の承認を受けています。日本では2020年に承認を取得し、2021年2月から販売が開始されました。(参照:新医薬品として承認された医薬品について|厚生労働省)

食事や運動療法で効果が出ない2型糖尿病患者は、リベルサスで血糖値のコントロールができます。飲める糖尿病の治療薬として、新しいGLP-1受容体作動薬です。

リベルサスは国内で販売が認められているため、有効性があり、服用リスクの少ない医薬品と言えます。

※発表内容は、演者個人の見解に基づいたものであります

제2형 당뇨병 치료제 경구 GLP-1 수용체 작동제 Semaglutide에 대해 학습했습니다.
学习了2型糖尿病治疗剂口服GLP-1受体激动剂Semaglutide。
We learned about type 2 diabetes medication, oral GLP-1 receptor agonist Semaglutide.

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