腎性貧血治療Up To Date ~HIF-PH阻害薬について考える~
2020.01.30
ホテル東日本宇都宮 2階
「平安」19:00~20:30
アステラス製薬株式会社
『透析期腎性貧血治療における鉄動態管理の重要性と生理的な造血を見据えた治療戦略』について兵庫医科大学内科学講座循環器・腎透析内科教授 倉賀野隆裕 先生の講演を聞いて参りました。
エベレンゾは初のHIF活性化薬(HIF-PH阻害薬)に分類されていて、エリスロポエチン(EPO)製剤であるネスプ(一般名:ダルベポエチン アルファ)等に次ぐ製品として期待されています。また、HIFは2019年のノーベル医学生理学賞の受賞(「細胞の低酸素応答の仕組みの解明」が授賞理由)にも繋がっています。
新しい腎性貧血の治療戦略の一つとして、今注目されているのが、セミナーも行われたエベレンゾという薬です。
エベレンゾは初のHIF活性化薬(HIF-PH阻害薬)に分類されている薬剤です。
HIF-PHを選択的に阻害することでHIFの活性を促します。
その結果、EPOの産生促進、鉄の吸収促進、トランスフェリンの取り込み促進等によって赤血球の成熟・分化が促進されると考えられます。このように通常の酸素状態であってもHIFが活性化することでフェリチンから鉄を取り出し、赤血球の数が回復する結果、貧血の症状軽減に繋がります。
エベレンゾはこんな薬
初のHIF活性化薬(HIF-PH阻害薬)
HIFの量が増加することでEPO産生促進、鉄の代謝(造血のための供給)促進を促す
経口投与で治療が可能
透析期の腎性貧血に使用する
エベレンゾは経口投与可能なHIF活性化薬(HIF-PH阻害薬)といった新規作用機序を有していることから、利便性の向上やEPO製剤で効果不十分だった患者さん、フェリチン値が十分に高まっているのに貧血改善が出来なかった患者さんに治療効果が期待されています。
現在、様々なHIF活性化薬の開発が進行中ですので、腎性貧血以外の疾患に対しても期待されるところです。
これまでの「不足しているものを補充する」という治療の選択から、生理的機序を利用した新しい薬品に取り変わる時期なのだということと、その機序が勉強になりました。
これまでEPOや鉄剤を投与し続けても貧血が改善しなかった方のエベレンゾ仕様の経過を見ていきたいと思います。
Roxagustat의 공부 모임에 참가했습니다.
我参加了Roxagustat的学习会。
I attended a study meeting for Roxagustat.


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