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第14回 長時間透析研究会~アクロス福岡~

2018.11.25

長時間透析は身体に負担が少なく有効で、1回6時間透析はスタンダードであると思う。これらの正しい情報を幅広く提供する必要性を感じており、ここに本研究会が果たすべき役割がある。と挨拶がありました。
一般口演ではオーバーナイト透析の現状、ONHDの有効性を検討。食事制限が緩和され貧血の改善や降圧剤やリン吸着剤の減量中止、二次性副甲状腺機能亢進症の予防に有効でQOLの改善が期待できる。
長時間透析が臨床症状と満足度に与える影響について、ONHD中のイライラ感や下肢ツレ、食欲や食生活の辛さなどを、愛potを参考にしたアンケートを行い有意差の発表。
また、血液透析患者の身体活動量が骨格筋量減少におよぼす影響では死亡リスクを高める要因ともなり、定期的な身体活動量、機能の評価に基づいた運動指導が有用と考える。
など多数の演題がありました。

次にワークショップ
スタッフから見た長時間透析の苦労話の発表と先生達の意見交換。
内容としても、勤務状況の大変さ、自己管理出来ない患者様への困惑、時間の制限でD r回診も単発的になってしまい医学的指導や生活的指導が十分に行えない。など共感する内容もたくさんありました。

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