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小山地区コンソーシアム

2023.03.04

2023.3.3
「小山地区コンソーシアム」
共催:小山地区医師会
共催:協和キリン株式会社
19:00~20:10 Web

《小山地区の病診連携から目指すCKD診療の新展開》
〈慢性腎臓病(CKD)診療で何を目指すのか?〉
透析(末期腎不全)にならない

〈CKD治療〉
血圧・心機能管理:RAS阻害薬
集約的治療:血糖・血圧・脂質の適切な管理
貧血:エリスロポエチン製剤・HIF-PH阻害薬
代謝性アシドーシス:炭酸水素Na
尿毒素の除去:クレメジン
生活習慣病の修正:睡眠
食事療法:減塩・カリウム・蛋白制限
新たなCKD治療薬:SGLT-2阻害薬

〈腎臓の酸素供給を適正化させる製剤〉
HIF-PH阻害薬・SGLT-2阻害薬

〈CKD対策 5つの柱〉
1・普及啓発
2・地域における医療提供体制の整備
3・診療水準の向上
4・人材育成
5・研究開発の推進

〈紹介基準の患者さん?〉
1・尿蛋白と尿潜血の両方が陽性
⇒慢性糸球体腎炎の可能性
=腎生検診断と治療により根治が可能

2・尿蛋白が3+
⇒ネフローゼ症候群、骨髄腫の可能性
=腎生検診断などにより寛解が可能

3・eGFR45前後の患者さん
⇒併診による内服調整と進展抑制が可能

〈CKD紹介フォーマット〉
栃木県CKD連携紹介状(診療情報提供書)の活用
CKDシールの活用(お薬手帳の表紙などに貼付)

〈病診連携で目指すCKD診療〉
病診連携のさらなる強化が、CKD患者さんの末期腎不全への進展予防に重要である

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

CKD 컨소시엄에 대해 배웠습니다.
学习了CKD联合。
I learned about CKD consortium.

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