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医療ガス 院内勉強会

2025.01.11

2025.1.10
「医療ガス 院内勉強会」
主催:株式会社サイサン
14:30〜15:30

【医療ガスとは】
「医療ガス配管設備」では、患者の治療、診断、予防および手術機器駆動用として使用するガス・混合ガスを「医療ガス」として定義しています。

医療機器等の滅菌処理に使われる酸化エチレン滅菌ガスも含めてこれらを「医療ガス」としています。

また、これら「医療ガス」のうち、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(以下、「医薬品医療機器法」という。)にて医薬品として規定されるガスを基本「医療用ガス」と呼びます。

【医療用酸素の製造】
①医療用酸素は原料である空気を液化し、酸素と窒素の沸点の差を利用して分離する「深冷分離法」により製造されます。
②分離された酸素と窒素は、液体酸素・液体窒素として大型貯槽(タンク)に貯蔵されます。
③液体酸素は液体のまま、タンクローリーで病院に運ばれたり、ボンベ等に充塡するために充塡工場に出荷されます。
④タンクローリーにより充塡工場に配送された医療用液体酸素は、工場内に設置されているCE(定置式超低温液化ガス貯槽:コールドエバポレーター)に原薬として貯蔵されます。
⑤充塡工場では、医療用液体酸素をLGC(可搬式超低温液化ガス容器:リキッドガスコンテナー)に充塡、または蒸発器で気化させた酸素ガスをボンベに充塡し、病院等へ出荷します。

【医療用ガスの供給】
①タンクローリー車による供給(CE)
・・・大規模な病院など

②LGCによる供給
・・・当院はこちらです。
中規模の医療機関の場合は、LGC(可搬式超低温液化ガス容器)と呼ばれる可搬式超低温液化ガス容器を医療機関の屋内に設置し、これから院内にガスを供給する方法をとります。

③高圧ガスボンベによる供給
・・・当院はこちらです。
小規模の医療機関の場合は、高圧ガスボンベを複数集合したマニフォールドを設置して、院内にガスを供給します。

【医薬品としての医療用酸素】
医療用に製造された酸素は日本薬局方の規定に従い、医薬品としての試験(性状・確認・定量など)を行います。

【配管端末器(アウトレット)】
・医療ガス供給源から供給される医療ガスは、配管により手術室、回復室、未熟児室、病室等に送られます。

・アウトレットは、日常的に着脱を行う配管設備のガス出口です。

・アウトレットは、異なるガス種類、異なる送気圧力のガス間の誤接続を防止する“ガス別特定機能”を有しており、ピン方式、シュレーダ方式、DISS方式等があります。

・間違わないように「色」や「ピン穴」の違いにより用途の区別をしています。

【注意事項・確認事項】
・当然ながら、火気厳禁です。

・酸素使用後は、しっかり栓を閉める・・・忘れることが多いので、『流量計も含め全体のジョイントを外す』を徹底していきましょう。

・流量計の取り扱いには破損しやすいので注意ください(丁寧に取り扱いましょう)。

・酸素量の定期的チェック・・・不足していたら十分に使用できません。係を中心に定期的チェックを記録と共に管理していきましょう。

의료 가스에 대해 스터디 그룹을 했습니다.

我參加了一個關於醫療毒氣的研討會。

We had a study group on medical gas.

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