世界腎臓デー
2025.03.13
2025.3.13
「世界腎臓デー」
世界腎臓デー(World Kidney Day)は、毎年3月の第2木曜日に実施される国際的な記念日で
この日は、慢性腎臓病(CKD)の早期発見と治療の重要性を広め
この取り組みは、国際腎臓学会(ISN)と腎臓財団国際連合(I
現在では世界各国でイベントやキャンペーンが行われ、CKDに対
【慢性腎臓病(CKD)の現状とリスク】
慢性腎臓病(CKD)は、腎障害や腎機能の低下が持続的に進行す
この病気の特徴は、初期段階ではほとんど自覚症状がないことです
【腎機能の改善と食事療法の重要性】
腎機能は年齢とともに自然に低下します。しかし、不適切な生活習
1980年代には、年間eGFRが10以上低下するケースも珍し
【腎臓を守るための食事ポイント】
以下に、避けるべき食材と積極的に摂取したい食材を挙げます。こ
<避けるべき食材>
・赤身肉(例:牛肉、豚肉)
・加工肉類(例:ハム、ソーセージ)
・塩分の多い食品(例:漬物、インスタント食品)
・砂糖を含む飲料(例:清涼飲料水、ジュース)
<積極的に摂取したい食材>
・新鮮な野菜や果物
・ナッツや豆類(例:アーモンド、大豆)
・全粒粉製品(例:玄米、全粒パン)
・魚(特に脂肪分の少ないもの)
・低脂肪乳製品(例:豆腐、ヨーグルト、納豆)
食事療法を正しく実施することで、腎機能の低下を抑え、健康を維
【腎機能低下を防ぐ最新治療法】
近年、医学の進歩により、食事療法だけでなく薬物療法も重要な選
1. SGLT2阻害薬
もともと2型糖尿病治療のために開発されましたが、糖尿病の有無
2. ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬
もともとは高血圧治療薬として知られていますが、最近の研究で腎
これらの治療法は、患者の状態に応じて医師と相談しながら導入す
【肥満と腎機能低下の深い関係】
肥満は腎臓に大きな負担をかけ、腎機能低下のリスクを高める要因
・BMI 30:BMI25に比べリスクが1.18倍に増加
・BMI 35:同じくリスクが1.69倍に増加
・BMI 40:同じくリスクが2.02倍に増加
肥満はCKDの進行を加速させるだけでなく、透析のリスクも高め
【適正体重の維持が腎臓を守るカギ】
CKDの予防には、食事療法や新しい治療の活用、そして適正体重
小山すぎの木クリニックは「世界腎臓デー」を応援しています


WEB予約
オンライン診療
お問合せ
アクセスマップ
2025.10.15
2025.10.10
2025.10.10
2025.09.05
2025.08.07
2025.08.06
2025.07.31
2025.07.29