スタッフブログ

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2023.6.23|ブログ

オスタバロ®発売記念講演会in徳島

2023.6.20
「オスタバロ®発売記念講演会in徳島」
主催:帝人ヘルスケア株式会社
18:50~20:30 web

≪高齢者骨粗鬆症に対するピラティスリハビリテーション≫
【骨密度に対する運動の影響】
閉経後女性において
・骨密度の維持、上昇には、果汁や筋力が重要である。

・適切な運動は大腿骨近位部および腰椎の骨密度上昇に有用である

・複合運動は腰椎、大腿骨頚部、大腿骨近位部、全身の骨密度を有意に増加させる

【転倒予防のエビデンス】
高齢者において

・バランス訓練と下肢の筋力訓練を含む複合訓練を、グループで行った場合には、転倒率が29%抑制される。

・在宅で行った場合には、転倒率が32%抑制される。

・運動療法は骨折を有意に抑制する

【椎体骨折と脊椎後弯変形】
椎体骨折・背筋力の低下

脊椎後弯変形

慢性的な腰背部痛

ADL、QOLの低下
バランス障害を引き起こし、転倒のリスクの増加
後弯増強による、さらに椎体骨折が生じやすくなる

【ピラティスとは?】
・身体、心、精神を自分自身でコントロールすることを学ぶ方法

・コントロール(運動制御)に重点をおいた脊椎・関節に優しく負担の少ないエクササイズ

姿勢改善による腰廃部の痛みの改善・障害予防

徳島県では徳島大学病院、整形外科を中心に、複数の関連病院において、ピラティスリハビリテーションを行うことができるよう、ネットワークを構築している。

ピラティスは、脊椎後弯症における運動療法として有効な選択肢となる可能性がある

≪骨代謝からみたアバロパラチドへの期待≫
【骨粗鬆症治療の重要性と長期化】
骨折予防      ⇒ 健康寿命延伸

多様な骨折リスク因子⇒ 早期治療

超高齢社会     ⇒ 治療の長期化

持続するリスク   ⇒ 治療の継続

【骨粗鬆症治療薬選択の基本的な考え方】
・大腿骨近位部骨折抑制:皮質骨を守る

・治療目標の意識:ゴール達成に向けた選択

・高リスク・低骨密度の治療:まず骨形成促進

・治療期間という観点からは骨吸収抑制薬が治療の中心となる

【骨形成促進薬の良い適応】
・骨密度が非常に低値(例外:若く瘦せ型)

・注射薬への抵抗感が少ない(e.g.インスリン治療中)

・既存骨折あり:注射薬を受け入れやすい

・骨吸収抑制薬治療の有効性に限界

・BPの蓄積効果をCancel(PTH1R作動薬)

【まとめ】
・骨粗鬆症の薬物治療は長期に渡る

・皮質骨を守り大腿骨近位部骨折を抑制することが重要

・治療目標を設定し、必要に応じて骨形成促進薬を先行

・生涯にわたる治療の大部分の期間を占めるのは:

デノスマブおよびBP⇒MRONJやAFFに注意が必要

・PTH1R作動薬とロモソズマブは作用機序が異なる

・アバロパラチドはPTH1受容体シグナルの活性化時間がテリパラチドとは異なる

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

도쿠시마 현에서 열린 골다공증 스터디 그룹을 웹 시청하면서 배웠습니다.

通过网络观看了德岛县举行的骨质疏松症学习会。

I watched the study group on osteoporosis held in Tokushima prefecture on the web and learned it.

2023.6.20|ブログ

おやつセミナー

2023.6.20
「おやつセミナー」
主催:小野薬品工業株式会社

【Parsabiv:パーサビブ】
Etelcalcetide hydrochloride

二次性副甲状腺機能亢進症は、慢性腎不全の合併症のひとつで、副甲状腺から副甲状腺ホルモン
(PTH)が過剰に分泌される病態です。PTH が過剰に分泌されることにより、骨からのリンおよびカルシウムの血中への流出が促進され、骨痛や関節痛などの症状が引き起こされます。また、骨から溶け出したリンおよびカルシウムが全身の心血管系に蓄積することで動脈硬化などの心血管系障害の発症リスクが高まり、生命予後に影響を及ぼすことが報告されています。

パーサビブは、副甲状腺にあるカルシウム受容体に作用することによって、PTH の過剰な分泌を抑制し、血中のリン値およびカルシウム値を低下させます。

エテルカルセチド塩酸塩はシナカルセト塩酸塩と同様にCaSR作動薬に分類される薬剤で、世界初の注射剤です。

1回5mgを開始用量とし、週3回、透析終了時の返血時に透析回路静脈側に注入します。

パーサビブシリンジは、シリンジ内にあらかじめ薬剤が充填されているために速やかな投与が可能になることから、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の治療に携わられている我々医療従事者の方々の負担軽減、感染リスクの低減。また、パーサビブの製品名がシリンジに記載されているため、取り違え防止のメリットがあります。

経口カルシウム受容体作動薬よりも安定した効果と消化器症状の副作用軽減が期待で
きます。

当院でも多くの患者様が使用している薬品です。

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

Etelcalcetide hydrochloride에 대한 스터디 그룹에 참가했습니다.

参加了Etelcalcetide hydrochloride学习会。

I participated in the study group of Etelcalcetide hydrochloride.

2023.6.20|ブログ

第10回リエゾン会議

2023.6.19
「第10回リエゾン会議」
佐野厚生総合病院
19:00〜21:00

【骨折リエゾンサービス(FLS)とは?】
Fracture Liaison Serviceの頭文字の略語
リエゾンは連携係、繋ぎなどを意味する仏語
1990年後半にイギリスで開始→世界各地で発展

【2次骨折を防ぐ取り組み】
①様々な職種の連携
②脆弱性骨折患者に対する骨粗鬆症治療開始率
と治療継続率の上昇
③転倒予防を実践

【介護が必要とされている期間(統計)】
男性 およそ9年
女性 およそ12年
※介護対象になる疾患として、いろいろ関連して
運動器疾患が全体の約1/3を占めている。

【流れ】
骨折、入院、手術

急性期病院で
リハビリ・転倒予防、骨粗鬆症評価、栄養評価

リハビリ病院を紹介

FLS外来(Ns.PT.薬剤師.管理栄養士が中心)
骨粗鬆症の薬物治療の重要性の教育
転倒予防
栄養改善の指導

開業医へ紹介
骨粗鬆症治療継続

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

일본인은 인생 마지막 약 10년은 간병이 필요하다고 통계조사에서도 분명하다.
간병이 필요해진 분으로 원인이 운동기 질환에 의해 간병이 필요한 일본인의 비율은 약 1/3이나 된다.
그래서 2차 골절 예방은 중요하며 FLS를 진행하고 있다.

根据统计调查,日本人人生最后10年左右需要看护。
需要护理的一方,因运动器官疾病而需要护理的日本人的比例约为1/3。
因此,2次骨折预防非常重要,正在进行FLS。

Statistics show that Japanese need nursing care for the last 10 years of their lives.
About one-third of the Japanese people who need nursing care due to motor diseases.
Therefore, prevention of secondary fractures is important and FLS is being carried out.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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