スタッフブログ

Staff blog

2019.5.14|ブログ

院内勉強会

「リリカ」Pregabarin :Lyrica
ファイザー製薬(Pfizer)

Pregabarin 스터디
Pregabarin學習會

薬理作用は、神経におけるシナプスに存在する電位依存性カルシウムチャンネルのα2δリガンドとして結合し、神経細胞内へのカルシウム流入を抑制し、グルタミン酸などの神経伝達物質の放出を妨げる。このことにより、疼痛信号の中枢神経系への伝達を抑制し、疼痛を緩和する。GABA模倣特性を持ち、またドーパミン作動性の報酬系に直接・間接的に作用するため、薬剤乱用の懸念となりうることがあるそうです。

リリカは、臀部・下肢にかけて放散する痛みや痺れる様な痛み、上肢に放散する痛みや痺れる様な痛み、また、痛みが長時間続いている、痺れ感を伴う痛みを感じる、発作の様に強い痛みが短い間隔で襲ってくる、普段はなんでも無い程度の刺激に対して強い痛みを感じる、少しの痛みがとてもひどい痛みに感じる、針で刺した様な鋭い痛みを感じる、電気が走る様な痛みを感じるなどなど、神経障害性疼痛患者さんにとっての有効薬としている。
最近のラインナップには、柚子風味のOD錠も発売されている。

リリカの適応症である、神経障害性疼痛、および線維筋痛症に伴う疼痛を有する患者さんには、高齢の方も多く、中には嚥下機能が低下しているケースもあります。リリカOD錠は、そのような患者さんにも服用しやすい剤形となっており、口腔内で速やかに崩壊することで、服用時の利便性向上につながることが期待されています。

2019.5.11|ブログ

「第12回インターベンショナルネフロロジー研究会」

2019年5月11日(土) 慈恵医大葛飾医療センター

前回の第11回の時から参加して、今回2回目の参加となりました。前回は「簡易PTA」を発表し、今回は「時短PTA」を発表させて頂きました。今回は、徳島にある医療法人川島会の水口潤先生の特別公演がありました。腎臓領域で働いている方なら一度や二度、耳にした事のあるくらい有名な先生ですので、略歴は割愛させていただきますが、故太田和夫先生をおしたいし学び、八木澤先生とも一緒に学び得た最強の腎臓内科医。インターベンショナルネフロロジー〜外科医との関わり〜と題した特別講演は、過去から現在に至る透析の歴史を、腎臓領域で活躍した、また活躍しているレジェンド医師をも紹介しながら振り返り、会場の参加者も興味深々に聴いているのが印象的でした。私達は、この素敵なイズムを継承し、更なる飛躍をしなくてはならないと改めて感じました。

インターベンショナルネフロロジーとは、血液透析・腹膜透析・カテーテル手技・血管内治療・腎移植・腎生検・穿刺技術・体外循環ほか腎臓内科関連インターベンションに関する研究会で、毎回参加者も増えており活気のある研究会です。

今回も多くの一般演題を聴いてまいりました。VA管理やステント感染・トロンビン注入止血・適材適所のタスクシフトによる新しい医療チーム構築など、当院では経験が無い、遭遇がまだ無い事を学べ、幾つかの事は取り入れる事の出来る内容のものもあり、今後検討してみたいと思います。

当院も時短PTAを発表し、質疑でも多くの賛辞を頂きました。また、この研究会の役員は医師で構成されていましたが、コメディカル初の役員(世話人)に加賀看護部長が推挙され、正式に役員会で承認されました。今後も当研究会を盛り上げるべく、微力ながらも頑張ってインターベンショナルネフロロジーを探求して参ります。

当院院長も内科医であることから、この研究会に参加する意味を多くのスタッフに理解して欲しいと切に願います。現在行っている仕事も大変立派なことをしており胸も張れる内容ですが、医療というのは日進月歩であり、新しいエビデンスや取り組み・考え方が生まれますので、この様な自分たちの専門領域に近い外部勉強会に参加する事は重要だと考えます。

看護師のケースでみると、この看護師さん「この看護技術、今も行われているの?」――そんな疑問を持っている勉強を重ねている看護師は多いことでしょう。実は、臨床の現場には「今は行われなくなったケア技術」が結構多くあります。これまでのケア技術の多くは、エキスパートの経験に基づいて行われてきました。それがここ数年、「根拠=エビデンス」が重視されてくるようになってきました。技術や知識の進歩に合わせてケア方法も変わってきているので、手技やケア対応一つをとっても、出来るナースなのかが判断出来ます。「私は、こう習ったから」ではダメで、どの様な科学的な根拠に基づいて実施しているかが重要です。

12th interventional-nephrology공부회
짧은 시간 PTA를 발표하면서 많은 찬사를 얻었다.
카가 간호부장이 임원으로 추천됐다.

12th interventional-nephrology學習聚會
發表了”短時間PTA”,贏得了很多讚美。

2019.5.9|ブログ

院長先生 ラジオ出演

小山市のコミュニティFM局「おーラジ」の〝小山開運ラジオ〟の医療企画で、院長先生が小山市医師会を代表して出演。慢性腎臓病(CKD)について約1時間、リスナーに大変分かりやすい語り口で、ナビゲーターの方や同じく出演された薬剤師の先生と、慢性腎臓病の原因・症状・治療・検査・予防について説明されました。リスナーからも質問がリアルタイムで入るも、的確に丁寧に説明されているのが印象的でした。

慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓のはたらきがさまざまな原因で徐々に悪くなっていく病気です。腎臓は、尿をつくる・体のなかの老廃物を捨てる・体のなかの水分量を調節する・体のなかのバランス(ナトリウム・カリウム・カルシウム・リン・酸アルカリ)を調整する・血圧を調整する・骨を作るのに必要なビタミンDを活性化する・赤血球を作るホルモンを分泌するといったはたらきを持っています。慢性腎臓病が進行し、腎臓のはたらきが低下した状態を慢性腎不全といいます。慢性腎不全となると、やがて体の中のバランスを保つことができなくなり、末期腎不全に至ると透析や腎移植が必要となります。

症状として、体に水が貯まることで、浮腫みがでたり、血圧が高くなったりします。さらにひどくなると、肺に水が貯まり、呼吸苦が出現します。また、老廃物が体の中に貯まると、吐き気や食欲不振をきたします(こうした症状を尿毒症といいます)。赤血球を作るホルモンの分泌が低下し、貧血が進行すると、めまいやふらつきが生じます。手足の痺れといった神経症状をきたすこともあります。

検査では、尿検査や血液検査を行います。
尿検査では尿中のタンパク質の量を測定や、血尿の有無を確認します。血液検査では、血液中のクレアチニンを測定したり、ナトリウムやカリウムといった体の中のバランスが崩れていないかをみたりします。

上記な事で、身体に何か心配な事があれば、早めに医療機関に受診されることをお勧め致します。その最大の理由は、失われた腎臓の機能は元に戻らないからです。

원장선생님께서 라디오출연
만성 신장병에 대해 말하다

院長先生出演廣播節目
說明慢性腎臟病

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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