スタッフブログ

Staff blog

2019.7.19|ブログ

院内勉強会

長期留置カテーテル管理勉強会
株式会社ハヤシテラ

透析治療に必要なバスキュラーアクセスですが、自己血管が細かったりなどの理由で作製できない場合は、動脈を挙上する表在化か、身体にカテーテルを埋込みする長期留置カテーテルの方法でサポートしていきます。

本日は、長期留置カテーテルの管理を中心に勉強会を行いました。一番挿入しているの部位は、右内頸静脈です。右内頸静脈が選ばれるのは、鎖骨下静脈だと血栓性閉塞するリスクが高く、大腿静脈は感染のリスクが高いからで、しかも左側の内頸静脈は右心房にカテーテルが行き着くまで2回ほど屈曲するので、カテーテルが血栓性閉塞するリスクが右側より非常に高くなるためです。

カテーテルは血液回路と接続するだけなので、穿刺痛のような痛みはありません。しかしこのまま長い期間にわたってカテーテルを挿入していると、それこそ感染症へと発展してもおかしくはないのです。そこで、できるだけ感染のリスクが少なくなるように、しかも身体の中に埋め込むことで、抜けないよう長期にわたって使用できるようにしたのが、「長期留置カテーテル」なのです。

カテーテルがどれくらい長持ちするかは個人差が大きく、年単位で維持できる方もいれば、数か月でカテーテル交換が必要になってくる方もいます。カテーテルが感染しないように、閉塞しないようにと毎日カテーテル管理が必要なのですが、家族の協力が得らえれば、この状態で外来通院することも可能です。

장기 유치 카테터 관리 공부회를 열었다.

举行了长期拘留卡特尔的管理研讨会

I had a study session with a catheter for long-term detention.

2019.7.19|ブログ

事故防止対策

本日のテーマは、深夜透析中の抜針事故対策について、医師を交えスタッフでディスカッションしました。当院の深夜透析は6年目を迎え、今までの深夜透析業務の見直しとして深夜透析に従事するスタッフを中心に行い。現状の最善策サポートに向け議論致しました。

見直しした方法にて、今後もより安全の医療を提供できますように、スタッフ一丸となり取り組んでいきたいと思います。

의료사고 대책회의를 열어 서비스 향상에 노력할 것입니다

举行医疗事故对策会议,力争提高服务质量

We will hold a meeting to improve our services.

2019.7.16|ブログ

熱中症予防啓発講習会

「熱中症予防啓発講習会」열중증 예방 정보
小山市保健福祉部健康増進課主催
講師:大塚製薬株式会社 小﨑順平先生

熱中症予防対策を聞いて来ましたので報告致します。

小山市の元気あっぷ体操を参加者全員で行った後、講習が始まりました。
熱中症という言葉は、江戸時代からあったという。近年、熱中症で亡くなる方が多い。その数は年間約1500人。その数を減らす事を目的に予防啓発セミナーが開催されている。
参加している者だけが注意するのでは無く、皆に呼びかけ・啓発することが大事な事。

熱中症はどのようにして起こるのか?
熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。
「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。
「からだ」の要因は、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。
その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。

熱中症を引き起こす3つの要因
【環境】気温が高い・湿度が高い・風が弱い・日差しが強い・閉め切った屋内・エアコンの無い部屋・急に暑くなった日・熱波の襲来
【からだ】高齢者や乳幼児と肥満体型・糖尿病や精神疾患といった持病・低栄養状態・下痢やインフルエンザでの脱水症状・二日酔いや寝不足といった体調不良
【行動】激しい筋肉運動や慣れない運動・長時間の屋外活動・水分補給が出来ない状況

体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まってしまいます。
このような状態が熱中症です。

熱中症を予防するにはどうしたらよいの?
涼しい服装・日陰を利用・日傘や帽子・水分や塩分補給が基本
無理をせず徐々に身体を暑さに慣らしましょう・室内でも温度を測りましょう・体調の悪いときは特に注意しましょう

熱中症の応急処置
熱中症を疑った時には、放置すれば死に直結する緊急事態であることをまず認識しなければなりません。
重症の場合は救急車を呼ぶことはもとより、現場ですぐに体を冷やし始めることが必要です。
① 涼しい環境への避難
風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内等に避難させましょう。傷病者が女 性の場合には、②の処置の内容を考慮して男女で救護することをお勧めします。
② 脱衣と冷却
・衣服を脱がせて、体から熱の放散を助けます。きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて風通しを良くします。
・露出させた皮膚に濡らしたタオルやハンカチをあて、うちわや扇風機等で扇ぐことにより体を冷やします。服や下着の上から少しずつ冷やした水をかける方法もあります。
・自動販売機やコンビニで、冷やした水のペットボトル、ビニール袋入りのかち割氷、氷のう等を手に入れ、それを前頚部 (首の付け根)の両脇、腋窩部 (脇の下)、鼠径部(大腿の付 け根の前面、股関節部)に当てて、皮膚直下を流れている血液を冷やすことも有効です。
・体温の冷却はできるだけ早く行う必要があります。重症者を救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げることができるかにかかっています。
・救急車を要請する場合も、その到着前から冷却を開始することが必要です。

適切な呼びかけ・啓発の実施
夏季にイベントを実施する場合、主催者は熱中症の予防について参加者に呼びかけ・啓発を行う必要があり ます。実際に行われている取組を以下に紹介します。
呼びかけ・啓発の手段(例)
① イベント開催のポスター、パンフレット、入場チケット、プログラム等の配布物に熱中症の予防対策※を記 載する。
※暑さ指数(WBGT)の紹介、帽子、日傘、扇子、タオル等の持参の勧奨、休憩施設・給水所の案内、救護班の連絡先等
② イベント会場で測定したリアルタイムの暑さ指数(WBGT)を放送、掲示板、ホームページ等を通じて広報 し、 28℃以上の時は注意報、31℃以上の時は警報を発信する。(リスクが低い段階から高頻度に注意喚起 をすると、危機感を持ちにくくなるので注意)。
③ イベント前の待機時間や休憩時間等、参加者がイベントに集中していない時間帯に呼びかけを行う。
④ イベント主催者のホームページ、ブログ、ツイッター等のソーシャルメディアを通じて、イベント会場の気 象条件や熱中症予防に有用なコンテンツを、繰り返し発信する。
⑤ イベント会場に、熱中症の予防、早期発見、初期対応等の情報を記載したポスターや注意書きを掲示する。

呼びかけ・啓発の内容(例)
① 他人に合わせて無理をせず、体調が悪ければ参加を中止する。
② 水分・塩分の補給は、参加前から始め、定期的に繰り返す。
③ 休憩時間を定期的に確保して冷たいものを摂取する。
④ 単独での行動を控え、グループで行動する。
⑤ 緊急連絡先として、家族やかかりつけ医の電話番号を携帯する。
⑥ 深夜からの移動や待機は避け、欠食や睡眠不足のまま参加しない。
⑦ 3 ~ 5日前から軽く汗をかく程度の運動をして、暑さに慣れておく。
⑧ 襟元の締め付けが少なく通気性のよい服装にする。
⑨ アスファルト上はなるべく避けて、時々涼しい木陰やテント内に入る。
⑩ 屋外では日よけ帽子や日傘で直射日光を遮る。
⑪ 濡らしたタオルを首に巻く。
⑫ 体調不良時にはすぐにスタッフに声をかける。
なお、車いすで移動する人や高齢者、乳幼児等は、熱中症のリスクが高いことから、決して無理をさせない。
(車いすやベビーカーは座席面は路面に近いので地面からの輻射熱が強く、背面も高温になりやすい。)

※暑くても、暑く無くても
喉が渇いた、渇いていないに関わらず
涼しいところで、こまめに水分補給しましょう!

この事を、誰かに伝えましょう!

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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