2021.3.10 | ブログ
Webセミナー
腎性貧血Webセミナー
「腎性貧血における今後の治療展望」
〜HIF-PH阻害薬の期待点、適正使用を含めて〜
田辺三菱製薬、扶桑薬品工業
ロキサデュスタット(エベレンゾ)、ダプロデュスタット(ダーブロック)、に次ぐ3剤目のHIF-PH阻害薬であります、バダデュスタット(バフセオ)に関しての臨床経験を視聴させていただきました。
腎性貧血は、慢性腎臓病(CKD)の早期から認められる代表的な合併症であり、腎での内因性エリスロポエチン(EPO)産生が低下し、栄養低下、鉄欠乏、出血傾向、赤血球寿命短縮などと相まって引き起こされる。
腎性貧血は、末期腎不全への病態進行を早め、また心不全の独立した増悪因子であることから、早期発見・治療による生命予後の改善が期待されています。
従来、腎性貧血の治療としてはエポエチンアルファ(エスポー他)などの赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が中心的治療薬として使用されていたが、注射薬であるため感染症リスクや患者さんの身体的負担が大きいと云われており、さらにESAによる抗EPO抗体陽性赤芽球癆が発現することが問題になっていた。
HIF-PH阻害薬は低酸素誘導因子(HIF)の調節酵素HIF-プロリン水酸化酵素(HIF-PH)を阻害することで、転写因子であるHIF-αの分解を抑制し、HIF経路を活性化させます。その結果、生体が低酸素状態に曝露された際に生じる赤血球造血反応と同様に、正常酸素状態でも赤血球造血が刺激され、貧血が改善されると考えられています。
透析でも、エベレンゾやダーブロックを使用して、貧血が顕著に改善されているのが確認出来ています。
バダデュスタット(バフセオ)は、透析期のみならず保存期CKD患者さんの腎性貧血にも使用が出来ますので、治療対象が広がりました。
HIF-PH Vadadustat의 web공부 모임에 참가했습니다.
参加了HIF-PH Vadustat的web学习会。
I participated in the HIF-PH Vadustat web study session.
2021.3.10 | ブログ
Webセミナー
透析エキスパートミーティング Webセミナー
キッセイ薬品工業(株)
「リンはどこまで下げたらいいのか?」
透析患者さんには高血圧や糖尿病の方が多く、血液中のリンやカルシウム濃度に異常が出ることも影響して、動脈硬化になりやすく、さらに動脈硬化が進めば脳卒中や心筋梗塞等を引き起こす事が知られています。
リンは生命維持に欠かせないミネラルの一種ですが、腎機能の低下によりリンが尿中に排泄されず、結果的に血液中に蓄積され高リン血症となります。
透析患者さんの高リン血症の怖い点は、副甲状腺ホルモンが過剰分泌され、その影響から骨のカルシウムが血液中に溶け出して、骨が脆くなり骨折しやすくなります。もう一つが、過剰なリンと骨から出てきてしまったカルシウムが結合し、血管内に石灰化が生じてしまうことです。
石灰化は、血管のどこの部位に出来るかは分かりません(異所性石灰化)。石灰化は、当然ながら動脈硬化をおこし全身のさまざまな病気を引き起こすトリガーとなり得ます。
患者さんの中には、自覚症状がない方もいますが、リンをコントロールすることは、長生きするためにも必要なことと考えています。
本日のセミナー内でも、上限数値を論じるのではなく、例え実現できなくても正常な値まで少しでも近づこうというベクトル的な考え方が必要とのこと。
美味しいものを食べたいというのは、人間の根本的欲求で、この欲求があるからこそ栄養状態が改善される訳で、透析患者さんにこの欲求を叶えることを可能なら、リンコントロールするリン吸着薬は、透析患者さんのQOL改善薬と言っても過言でもなさそう。
リン吸着薬は永遠に不滅です!
なるほどでした。
고 링 혈증의 web공부 모임에 참가했습니다.
参加了高燐血症的web学习会。
I participated in a web study group for hyperphosphoremia.
2021.3.10 | ブログ
新型コロナウイルスワクチン医療従事者優先接種についての当院シミュレーション説明会
2021.3.8~10
看護部長により、当院における新型コロナウイルスワクチン接種方法について、3日間にかけて全スタッフに対し説明会が行われました。
3일 동안 전 직원에게 신종 코로나 바이러스 백신 접종의 설명회를 열었습니다.
3天内为全体员工举行了新型冠状病毒疫苗接种说明会。
The nursing manager briefed all staff on the new coronavirus vaccination in three days.

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