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糖尿病webセミナー

2021.3.22 ブログ

糖尿病webセミナー

2021.3.22 13:30〜14:05
高齢者糖尿病診療のポイント2021年アップデート
田辺三菱製薬、第一三共

노년기 당뇨병 진료를 배운다
学习了老年期糖尿病诊疗。
I learned geriatric diabetes treatment.

わが国は、平均寿命が男性81.41歳、女性87.45歳に達した(2020年)世界有数の長寿国である。高齢人口が増えるにつれ、高齢者の身体機能は平均としては高まり、昔より「約10歳若返っている」という研究報告もある。身体的にも精神的にも若々しい高齢者が増えたことに反映からか、日本老年学会と日本老年医学会が、「75歳以上を高齢者」とする提言を2017年に発表されました。

「健康寿命の延伸」の背景には、要介護高齢者の増加、老老介護、あるいは認認介護など、機能の低下した高齢者を取り巻く問題があります。日本人の高齢者が自立できなくなってしまう主な原因として、脳血管疾患や認知症、高齢による衰弱、骨折・転倒、関節疾患、フレイル・サルコペニアなどが挙げられています。

糖尿病は、動脈硬化や認知症の発症に深く関わることから、高齢期になる前の予防がまず重要となり、高齢期を迎えたあとに、衰弱や骨折・転倒を防ぐ配慮も必要であり、糖尿病患者においては治療上の工夫も求められます。

糖尿病治療の最大目標は、合併症の発症や進展を予防し、患者が健常者と遜色ない生命予後や生活の質(QOL)を実現することにありますが、高齢者では、患者ごとに身体機能や精神・心理機能、さらには余命などを勘案し、QOLの向上や維持を重視する考え方が国内外で普及しつつあります。

multimorbidity(多疾患罹患状態)による多剤併用(polypharmacy:ポリファーマシー)についても、高齢者糖尿病治療ガイドライン2021改訂に記載されました。

日本の糖尿病患者は1,000万人を超え、予備軍(糖尿病が強く疑われる方)も1000万人と推計され、その3分の2は60歳以上、半数が70歳以上と推定されている。そもそも加齢とともに耐糖能は低下し、糖尿病の有病率が増加するため、日本の糖尿病診療において、今後、当然ながら高齢患者は包括的な管理が必要ですね。

2021.3.13 ブログ

新入職員オリエンテーション

新卒者を中心に、オリエンテーションを行いました。
신입 직원의 오리엔테이션을 진행했다
进行了新职员的培训
I gave an orientation of the new employees.

2021.3.10 ブログ

Webセミナー

「Diabetes Update web seminar」
田辺三菱製薬、第一三共株式会社

糖尿病治療の目標は、血糖値、体重、血圧、血清脂質の良好なコントロール状態の維持に始まり、糖尿病細小血管合併症(網膜症、腎症、神経障害)および、動脈硬化性疾患(冠動脈疾患、脳血管障害、末梢動脈疾患)の発症、進展の阻止をはかり、最終目標である〝健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持、健康な人と変わらない寿命の確保〟です。

今回は、服薬コンプライアンスならぬ、服薬アドヒアランスについて学びました。臨床的惰性(Clinical ineria)という考え方。患者さんの本当の気持ちと適切な治療や療養がイコールになるように、指導は肯定的であり具体的にする。

例えば、2剤併用していれば、可能な限り配合剤へ変更。また、どの薬剤の内服が最も必要で効果的か意識付けると良いともはなされていました。

治療は医師の思い込みであってはならない

患者さんは、全ての情報(治療法)を知り、その中から自分に見合う最良の治療法を選択出来る環境こそ必要であり、全ての治療効果を高めうる。

당뇨병 합병증 공부 모임에 참가했습니다
参加了糖尿病并发症学习会
I participated in a study group on diabetes complications.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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