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院長先生 ラジオ出演

2019.5.9 ブログ

院長先生 ラジオ出演

小山市のコミュニティFM局「おーラジ」の〝小山開運ラジオ〟の医療企画で、院長先生が小山市医師会を代表して出演。慢性腎臓病(CKD)について約1時間、リスナーに大変分かりやすい語り口で、ナビゲーターの方や同じく出演された薬剤師の先生と、慢性腎臓病の原因・症状・治療・検査・予防について説明されました。リスナーからも質問がリアルタイムで入るも、的確に丁寧に説明されているのが印象的でした。

慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓のはたらきがさまざまな原因で徐々に悪くなっていく病気です。腎臓は、尿をつくる・体のなかの老廃物を捨てる・体のなかの水分量を調節する・体のなかのバランス(ナトリウム・カリウム・カルシウム・リン・酸アルカリ)を調整する・血圧を調整する・骨を作るのに必要なビタミンDを活性化する・赤血球を作るホルモンを分泌するといったはたらきを持っています。慢性腎臓病が進行し、腎臓のはたらきが低下した状態を慢性腎不全といいます。慢性腎不全となると、やがて体の中のバランスを保つことができなくなり、末期腎不全に至ると透析や腎移植が必要となります。

症状として、体に水が貯まることで、浮腫みがでたり、血圧が高くなったりします。さらにひどくなると、肺に水が貯まり、呼吸苦が出現します。また、老廃物が体の中に貯まると、吐き気や食欲不振をきたします(こうした症状を尿毒症といいます)。赤血球を作るホルモンの分泌が低下し、貧血が進行すると、めまいやふらつきが生じます。手足の痺れといった神経症状をきたすこともあります。

検査では、尿検査や血液検査を行います。
尿検査では尿中のタンパク質の量を測定や、血尿の有無を確認します。血液検査では、血液中のクレアチニンを測定したり、ナトリウムやカリウムといった体の中のバランスが崩れていないかをみたりします。

上記な事で、身体に何か心配な事があれば、早めに医療機関に受診されることをお勧め致します。その最大の理由は、失われた腎臓の機能は元に戻らないからです。

원장선생님께서 라디오출연
만성 신장병에 대해 말하다

院長先生出演廣播節目
說明慢性腎臟病

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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