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「節分祭」

2019.2.2 ブログ

「節分祭」

1日早いですが、節分イベント。
2月3日の「節分」は日本に古くから伝わる大切な行事です。豆まきをして、恵方巻きを食べました。

 

2019.2.1 ブログ

Webセミナー

2019.2.1
Webセミナー
「パーサビブ」 Parsabiv
小野薬品工業株式会社

パーサビブ(エテルカルセチド)、世界初の二次性副甲状腺機能亢進症の注射ですね。

おさらいですが、特徴として
①カルシウム受容体作動薬として世界初の注射剤。
②血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の患者において、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を抑制し、血清intactPTH(iPTH)濃度を低下させる。
③薬物相互作用を生じる可能性が低い。

ざっくり作用機序は、
腎臓がダメになり、リンの上昇やビタミンDが活性化しないことにより、血液中のカルシウムが低下する。それに伴い、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が増え、骨が弱まる。

これが二次性副甲状腺機能亢進症の概要である。

副甲状腺細胞表面にカルシウム受容体があるが、この受容体は副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を抑制したり、副甲状腺ホルモン(PTH)の生合成を抑制するのに関与している。

パーサビブ(エテルカルセチド)の作用機序に話を戻す。パーサビブ(エテルカルセチド)は、副甲状腺細胞表面に存在するカルシウム受容体に作用し、主に副甲状腺ホルモン(PTH)分泌の抑制を増強することで効果を示す。

こんな良い薬が、なぜ伸び悩んでいるのか?
それは、在庫管理の難しさにあると個人的には考えます。患者さんの服薬を信じるのも良しだが、医療者が確実に注射する方が効果が良いに決まっています。しかし、医院やクリニックでは、注射管理する場所に困る。それなら、レグパラと併用して、少しでも在庫管理の手間を減らしといと言う思惑もあるのかも知れない。

 

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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