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Happy Birthday!!

2018.10.19 ブログ

Happy Birthday!!

清水先生、お誕生日おめでとうございます!!

 

2018.10.18 ブログ

オルケディア錠 発売記念講演会 in Oyama

小山グランドホテル 19:00〜

当院でも、沢山の患者さんに処方している代表的なお薬でもあるオルケディア錠。この勉強会で当院院長も特別講演の座長を務め、オルケディアの使用経験などを語られました。

オルケディアは1日1回投与のカルシウム受容体作動薬です。
カルシウム受容体に作用することで、過剰となっていたPTHの分泌を抑制します。第3相試験で既存薬のレグパラと比較試験を実施しており、同等(非劣性)の有効性が確認されています。
また、同試験でオルケディアの方が上部消化管障害の有害事象が少ない傾向にあったことが示されています。

レグパラと比較したオルケディアの良い点は、消化管障害が少ない点です。また、オルケディアは薬物相互作用が少ない薬剤です。
レグパラはCYP3A4阻害薬とCYP2D6阻害薬が併用注意ですが、オルケディアの代謝にはCYPの寄与が少ないため、CYP関連の併用注意薬がありません。透析患者さんは併用薬剤が多いので、薬物相互作用が少ないのはかなり良いかなと思います。なお、有効性はレグパラとほぼ一緒です。

〝注意喚起として〟
・低カルシウム血症(重要な特定されたリスク)
・QT延長(重要な特定されたリスク)
・骨代謝障害(重要な潜在的リスク)

オルケディアは副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を抑制するため、血清カルシウム濃度を低下させます。
過度に血中のカルシウム濃度が低下すると、QT延長やしびれ、筋肉のけいれん、不整脈、血圧低下などが現れる可能性があります。
オルケディアの血清カルシウム濃度低下作用により、QTが延長し、不整脈が起こる可能性があり、無形性骨症や飢餓骨症候群が生じる可能性があります。

 

 

 

2018.10.18 ブログ

腹膜透析手技勉強会

腎移植、血液透析と共に末期腎不全に対する治療法(腎代替療法)のひとつです。腹膜透析では、腹腔内(おなかの中)に透析液を注入し一定時間貯留している間に血液中の尿毒素や塩分・水分が腹膜を介して透析液に移動します。その後透析液を体外に取り出すことで血液浄化を行います

プレゼンテーションを聞き、実際に腹膜透析のデモ体験をしました。

週3回通院して行われることが多い血液透析と比較して、
* 通院回数を減らせて自由に過ごせる時間を作りやすい
* 時間をかけてゆっくり透析が行われるので体への負担が少ない
* カリウム制限が緩やか
* 残っている自分の腎臓のはたらき(残腎機能)を長持ちさせることができる
などのメリットがあります。

PDが血液透析に比べて十分普及していない理由の一つに、PDに関する十分かつ正確な説明・情報が腎不全の患者さんやご家族に伝わっていないことがあります。しかしながら、PD療法は腎代替療法としての十分な医学的根拠があり、患者さんにとってメリットの大きい治療法であり、血液透析に劣らない治療法です。私たちが充分に治療法を理解して、患者さんやご家族の方に透析療法の選択肢の一つとして、サポートできる事を目指しています。

腎不全が進行して透析が必要となった時、PDを第一選択とする「PDファースト」という考え方があります。残腎機能がある(尿量がある程度出ている)方はPDを優先して導入することで、PDの利点を十分生かすことができると考えられます。私たちも、本当の意味での個々の治療ニーズに応えるためには、必要不可欠な透析療法だと思っています。

복막 투석의 기술에 대해서 공부회를 열었습니다.

腹膜透析的次序
學習會做了

 

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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