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2020.1.14 ブログ

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「コララン」慢性心不全治療薬

イバブラジンは、洞結節にある過分極活性化環状ヌクレオチド依存性(HCN)チャネルを阻害する、新規作用機序の慢性心不全治療薬である。洞結節の自動能形成(ペースメーカー)に寄与する電流は過分極活性化陽イオン電流(If)と呼ばれており、主にHCN4チャネルにより形成される。イバブラジンは、HCN4チャネルを阻害することでIfを抑制し、拡張期脱分極相における活動電位の立ち上がり時間を遅延させる。これにより、心臓の伝導性、収縮性、再分極および血圧に影響することなく、心拍数のみを減少させる。

◉特徴
・日本初の選択的HCNチャネル遮断薬。
・HCNチャネルへのNaの流入を抑制することで、ペースメーカー電流(If)の発生を抑える。
・洞結節(ペースメーカー)のHCNチャネルにのみに作用するため、心臓の伝導性、収縮性、再分極などの心機能や血圧には影響することなく心拍数のみを下げることができる。

◉適応症
洞調律かつ投与開始時の安静時心拍数が75 回/ 分以上の慢性心不全
ただし、β遮断薬を含む慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。

만성 심부전 치료제 Ivabradion에 대해서 배웠습니다
慢性心脏病治疗药 学习了Ivabradion
THERAPEUTIC AGENT FOR CHRONIC HEART FAILURE
I’ve learned about Ivabrdion

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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