透析・腎センター

当院透析センターは開院と同時に開設いたしました。
現在、処方透析対応の個人用装置4台(うち3台はHDF対応)を含めた73台の透析装置で、患者様の病状に合わせた治療を行っております。 当センターでは、医師・看護師・臨床工学技師によるチーム医療と充実した設備で、患者さんの幅広いご要望と快適な透析ライフに貢献できますよう勉強会や研修会への参加、自己学習などの自分自身のレベルアップに励み、より良い透析環境を患者さまにお届けするよう努力しております。 種々の合併症に対しても早期からの治療を目指し、透析患者さまによくみられる循環器疾患や糖尿病疾患等につきましては、当院の専門医が対応いたしますとともに、必要に応じ専門医療機関へのご紹介も行っております。 また、入院施設も完備しておりますので安心して透析治療を受けていただくことができます。 ご希望により送迎も可能ですので、お気軽にご相談ください。

透析センター概要

透析センター
ゆったりとしたソファーを配備したロビーをご用意いたしました。 透析前後などにゆっくりとご休憩していただけます。
また、ご家族のかたにお待ちいただく際もご利用ください。

透析センター
当院は、一般外来とは別に透析患者さま用の玄関を用意してございます。
ダイニングルームは、患者さま同士の語らいに、また透析後にお食事をとっていただけるスペースとしてご活用ください。
ロッカールームはベッドサイドにお持ちになれない荷物等を保管する際にご利用ください。

透析開始時刻・担当医

開始時刻
午前(8:20~)
院長

院長

院長

※1

院長

院長
午後(15:00~)
※1
 
斎藤※1

院長

※1 自治医科大学附属病院医師 

設備

ベッドサイドモニター

ベッドサイドモニター

透析ベッド数 66床
(うち個人用透析装置 7台 ※HDF対応 3台)


自動血圧計

自動血圧計

当センターでは全台に自動血圧計を配備し、患者さまの容態の変化に迅速に対応できる体制を整えております。


免疫反応測定装置・多項目自動血球計数装置

免疫反応測定装置・多項目自動血球計数装置

当センター備え付けの検査装置により、患者さまの炎症や感染症の早期診断を行なっております。


ポータブルエコー

ポータブルエコー

ポータブルエコーを配備し、ベッドサイドにてVA(バスキュラーアクセス)や、下大静脈径(IVc)の検査などを迅速に行なっております。


近赤外線治療機

近赤外線治療機

透析中に、キセノン・スーパーライザーによる近赤外線治療を行い疼痛の緩和を行なっています。


バリアフリー体重計

バリアフリー体重計

お身体の不自由な患者さまのため、通常の体重計の他、車椅子のまま体重の計れる専用の体重計を用意しております。


アメニティ

アメニティ

各ベッドにアーム式の液晶テレビを設置しています。ご視聴に関しては、他の患者さまのご迷惑にならないように、イヤホンをご利用ください。


送迎サービス

送迎サービス

当院では、自力で通院が困難な方向けに自宅~当院間の送迎を行なっております。 お身体の不自由な方のために、車椅子対応の車両も用意してございます。 ご利用希望の方は、お気軽にご相談ください。


透析センターの特色・取り組み

PAD(閉塞性動脈硬化症)への取り組み
近年、糖尿病や高齢者の透析患者さまが増加し、足の動脈に閉塞のある方が多くみられています。 これらの患者さまの足に靴ずれや胼胝(たこ)、鶏目(ウオノメ)、巻き爪などの足のケガや疾患が生じますと、そこから感染症を悪化させ、重篤な症状を引き起こすリスクが非常に高くなります。ひどくなると潰瘍(ただれてくずれる)や壊疽(くさる)といった足病変がみられ最後には足の切断を余儀なくされるような状態に陥る事も少なくありません。 当院では、これらの足病変の治療と予防のため透析中に看護師が定期的に足の状態を観察させていただき、適切な指導やケアを提供しています。

○足の血流障害の早期発見のために
足の血流障害を早期に客観的に評価するため、ABIやサーモグラフィーによる検査を定期的に行なっております。

【Form/ABI】
この機器により、ABIとPWVを同時に測定し、血管の硬さと狭窄を知ることができます。 また、得られた波形などの情報から動脈硬化を総合的に診断する事ができます。実際の測定にかかる時間はわずか5~10分程度で、血圧を測るのと同じ感覚です。

【サーモグラフィー】
当院では、このサーモグラフィーによって患者さんの身体の表面温度を測定することにより、末梢動脈硬化症、末梢循環不全などの診断や血液の流れ方によるお薬の効き方の判断などを行っています。

AED(自動体外式除細動器)
当院では、AED(自動体外式除細動器)を設置して緊急の場合に備えています。AEDは心室細動等の致死性不整脈を起こしている患者に対し、自動的に心電図波形を解析し、除細動が必要かどうかを判定し、除細動が必要と判定した場合は、音声などにより電気的刺激(除細動)を与えるように指示、心臓を正常な動きに戻す装置です。AEDは一般の方でも扱えますが、より的確・適正な操作が俊敏に行なえるように、講習会の開催や勉強会を行っています。

運動療法への取り組み
透析患者さまのみならず、ご家族、そして私たち医療スタッフを含めた健康維持のため、自治医科大学透析科・安藤教授監修のもと、運動療法への取り組みを行なっています。 現在、月に一度健康運動指導士に来院いただき、集団での運動療法、各個人への運動療法を行なっております。

学会/他活動について
当院では患者さまへより良い透析環境を提供できますように、日々スタッフのレベルアップに努めております。
そのための一環として、各学会への参加活動を積極的に行なっております。
(学会への参加演題一覧 抜粋)
・サーモグラフィーによるバスキュラーアクセス(VA)スクリーニングの有効性に関する検討(56th JSDT 発表演題)
・運動習慣定着への試み(56th JSDT 発表演題)
・当院透析室の離職率軽減の試み(56th JSDT 発表演題)
・当院におけるフットケアの取り組み(55th JSDT 発表演題)
・足趾壊疽を起した糖尿病透析(DM-HD)患者の一例(55th JSDT 発表演題)
・血液透析(HD)患者におけるhANPと循環血液量減少率(%BV),CTRの相互関係の検討(55th JSDT 発表演題)
服薬状況が改善した症例~シナカルセト塩酸塩が契機となった一症例~(54th JSDT 発表演題)
・シナカルセトが著効したと思われる3症例(54th JSDT 発表演題)
PTA後の可溶性フィブリン(SF)の動態について(透析会誌42、2009)
・女性血液透析患者の骨マーカー検討と骨ケアープログラム(54th JSDT 発表演題)
・PTAによる血栓退縮の化学的作用機作について 第2報(54th JSDT 発表演題)
・PTAによる血栓退縮の化学的作用機作について 第3報(54th JSDT 発表演題)
・PTA後 soluble fibrin monomer(SF)の上昇例について(第14回 VAIVT研究会)
・Soluble fibrin momomer(SF)が上昇した、PTA施行群の動脈硬化関連因子の検討(第14回 VAIVT研究会)
・DW(ドライウェイト)に関する集団指導を行なって(53th JSDT 発表演題)
・外部委託による検体取り扱いに関して(53th JSDT 発表演題)
・PTAによる血栓退縮の作用機作について(53th JSDT 発表演題)
・外来透析患者の内服状況調査を試みて(53th JSDT 発表演題)
・DWに関するアンケート調査を実施して(52th JSDT 発表演題)
・当院におけるPTA後の再狭窄患者の履歴調査を実施して(52th JSDT 発表演題)
・透析患者の脳血管病変の検討-脳底動脈を中心にして-(52th JSDT 発表演題)
・透析後起立性低血圧に対する弾性ストッキングの使用経験(51th JSDT 発表演題)
・市販データベースソフトを利用した日常業務省力化への取り組み(51th JSDT 発表演題)
・糖尿病(DM)を合併した血液透析(HD)患者でのDM合併症が血圧日内変動(ABPM)に及ぼす影響の検討(50th JSDT 発表演題)
・MR angiography(MRA)による内シャント狭窄部位の検討(50th JSDT 発表演題)
・維持期外来送迎患者の検討(50th JSDT 発表演題)
・血液透析(HD)患者における血圧日内変動についての検討~糖尿病患者と非糖尿病患者との比較~(49th JSDT 発表演題)
・当院における調理実習についての考察(49th JSDT 発表演題)

旅行・臨時透析のご案内

当院では、帰省やご旅行・お仕事のための臨時透析をお受けしております。 快適に透析をお受けいただくため、以下の点についてご協力をお願いいたします。 また、臨時透析にはかかりつけの医師の紹介状と透析条件やドライウェイトなどのデータなどが必要となります。 臨時透析をご希望される場合はお電話にてお気軽にお問い合わせのうえ、少なくとも1週間前までにご予約いただけますようお願い致します。 お問い合わせは 0285(30)3456まで

(1) 来院時のお手続き

来院時間は、午前透析の患者様は8:30から、夜間透析の患者様は14:30からお願いいたします。(透析開始時刻は午前9:00から、夜間は午後3:00から)
来院時にはまず透析センター受付で、保険証・医療証・特定疾病療養受療証など(所持されているもの)をご提出いただき、臨時透析の手続きを行います。

(2) お会計

午前透析の患者様は、お帰りに透析センター事務にてお支払いをお願いいたします。
夜間透析の患者様は、原則翌日に再度来院していただき精算をお願いいたします。
( ※翌日の来院が無理な患者様は、当日受付にて前払いをしていただく方法もございます。)

(3) 透析センターへの入室時間

午前透析の患者様は9:00、夜間透析の患者様は、15:00以降の入室でお願いいたします。
早めに到着された方は、待合ロビーにてお待ち下さい。

(4)透析開始時間

ベッドに寝られてから針を刺すまでの待ち時間の目安は30分以内ですが、状況に応じて多少変更になることもありますのでご了承下さい。

(5)更衣室・ロッカーについて

更衣室内のロッカーには貴重品は置かず、ベッドサイドにお持ちになり、各自で管理をお願いします。

(6)テレビについて

当院の透析中のテレビ鑑賞は、プリペイドカードが必要です。(1枚:1000円)
鑑賞に際してはイヤホンをご使用下さい。
イヤホンはご持参願いますが、当院でご購入することも可能です。(100円~)

(7)お食事について

臨時透析の患者様へのお食事の提供も可能です。(別途、食事代が必要となります)
ご希望の方は、事前に電話等にてご相談ください。

(8)お薬について

お薬はいま内服されているものをご持参ください。
なお、臨時で投薬が必要な場合には当院からの処方が可能ですのでご相談ください。

(9)送迎について

臨時透析の方の病院車での送迎は原則行っておりませんが、場合によっては可能な場合もございますので、事前に電話等にてご相談ください。
ご利用の際は「送迎利用申込書」に署名・捺印をお願いいたします。

(10)持ち物について

○保険証・医療証・特定疾病療養受療証など(所持されているもののみ)
○寝衣(パジャマ)
○イヤホン
○バスタオル(1枚)
○タオル(1枚)