スタッフブログ

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2023.4.18|ブログ

人生100年時代の透析診療を考える会

2023.4.17
「人生100年時代の透析診療を考える会」
主催:アステラス製薬株式会社 19:00~20:00

≪必見!令和6年度診療報酬改定を見据えた腎代替療法≫
~HIF-PH阻害薬への期待~

〈現在~未来への医療を取り巻く背景に対応するためには〉
1労務管理の徹底
2タスクシフテイング
3チーム医療の強化
4地域包括システムの利用
5連携体制の強化
6AI,IoTさらにロボット工学の応用
7危機管理体制の強化

〈なぜ診療報酬がさがるのか〉
・患者の増加に伴って、診療報酬は下がる仕組み

〈病院から在宅へ〉
・高齢者の増加により病院逼迫
・在宅治療を求める患者も多い
(腹膜透析や在宅透析の普及を)

〈これからの時代に向けて〉
腎臓移植を強力に推進できる体制の確立

〈移植や腎代替療法専門職の育成〉
腎代替療法専門指導士

〈令和6年の診療報酬改定の方向性〉
基本はさがる
ポストコロナの医療体制
働き方改革(安心・安全で質の高い医療)
⇒遠隔診療、IT・AIの利用・SDGs

〈HIF-PH阻害薬〉
・ESA切り替え時に安定したHbコントロールが可能で、用量を減量しながら使用していく薬剤

透析期ESA切り替えの臨床試験平均投与量に基づき薬価算定が行われており、維持用量ではどの薬剤も同程度の薬価である

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります

진료 수가 개정 예상을 들었다
我听到了医疗费调整预测
I heard about the expected revision of medical fees

2023.4.15|ブログ

★筋トレマシーン導入

2023.4.13

新しく筋力トレーニングマシーンが導入されました。

こちらは上肢の運動はもちろん、下肢筋力のトレーニングも行う事が出来ます。

肩の運動を行う事で、固まらないように予防したり、既に関節の拘縮(固まってしまう事)で肩が上がりにくくなってしまっても、この運動を行う事で、可動域が広がっていきます。

利用者様が今より更に筋力アップして頂けるよう、職員一同ご支援させて頂きます。

2023.4.14|ブログ

透析患者と口腔ケア

2023.4.13
「透析患者と口腔ケア」
主催:鳥居薬品株式会社 19:00~20:00

当院の院長が座長を務めました。

≪唾液pHを指標とした口腔内環境改善へのアプローチ≫
・透析患者では口腔内環境が良くない患者が多い
・虚空内最近は糖尿病や心疾患など全身に影響する
・透析患者は感染に弱い
・マスク生活で口腔内トラブルが増加している?
⇒口腔内環境を改善へ導くアプローチが必要

<唾液の作用>
再石灰化・自浄・消化・食塊形成・抗菌・潤滑・粘膜保護・中和(唾液は中性“pH6.8~7.0”に保たれるようになっている)

<舌苔とは>
・皮膚がはがれてできた垢、食べかす、唾液成分、細菌微生物などが溜まって形成される
・舌苔には約1億個の細菌やカビが存在する透析

患者さんは、唾液を分泌している唾液腺の萎縮、また降圧剤や鎮静剤などの薬の副作用によって唾液の分泌量が低下し、口腔乾燥になりやすいです。主な症状は、お口が乾く、舌が痛い、お口がネバネバする、食べにくい、しゃべりにくい、口臭が気になるなど

口腔ケアとしての歯磨きは食直後でするのではなく食後30後に行うとよい

≪口の健康と全身疾患の関係≫
~支持療法としての透析患者における口腔ケアの意義~

透析患者さんは一般的に細菌に対する免疫力が低下しているため、感染症に罹りやすい状況にあると言えます。

感染症とは、ウイルスや細菌などが体内に侵入することにより引き起こされる病気のことで、発熱・咳嗽・喀痰・下痢症状などの様々な症状が出現したりして、重症化すると死に至るケースも確認されています。

感染のリスクは口の中にもある・・・
口腔内の免疫機能を支える唾液の分泌量が減ると、口腔内細菌が増え、口内炎ができたりして、虫歯や歯周病などに罹りやすくなります。

透析患者さんにおいては、気分や体調の変化より日々の歯磨きがおろそかになったり、歯科受診もできなかったりとで、口腔内の清潔が保持されにくくなります。

感染予防を予防し、少しでも気持ちよく生活していただくためには・・・
正しい口腔内ケアを続けることが重要です。

正しい口腔ケアを続けることで・・・
・虫歯や歯周病が予防できる
・口腔乾燥が緩和される
・粘膜症状が改善される
・肺炎など呼吸器感染のリスクが減少する
・味覚が改善され食事が楽しめる
・口臭予防ができる

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

투석 환자의 구강 관리에 대해 배웠습니다.
学习了透析患者的口腔内护理。
I learned about oral care for dialysis patients.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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