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在宅血液透析の有用性を考えるWeb勉強会

2022.10.1 ブログ

在宅血液透析の有用性を考えるWeb勉強会

2022.9.27
「在宅血液透析の有用性を考えるWeb勉強会」
主催:鳥居薬品株式会社

【在宅血液透析はじめます】
〈~実践と運用を中心に~〉
▲HHDを始めるにあたり、導入時に必要となるマニュアルの整備や、維持管理後の体制を整える必要がある。

▲HHDを安全に実施するため、信頼関係の構築や、患者の自己判断能力を高める関わり方が必要である。

▲HHD導入後においても、定期的なカンファレンスを実施し、定期的訪問時の内容や、トラブルに関する連絡内容等を含め他職種間での情報共有が必要である。

【在宅血液透析の有用性とその適応について】
〈在宅血液透析とは〉
◎透析時間と回数の制限がない

〈初回面談のポイント〉
◆初回面談時は患者、介助者に来院してもらい面談する

◆HHDの利点・欠点の説明をする

◆HHD実施後にトラブルになりやすい、光熱費・工事代・水漏れの危険性・医療廃棄物の廃棄方法・物品の配送方法の説明を実施する

◆現在の住居について確認(賃貸・持ち家・一軒家・マンション・築年数等)

〈HHD施行に際しての安全面の工夫〉
◆BV計の設置

◆漏血センサーの設置

◆在宅血液透析管理システムの設置(トマーレ社)

〈HHD患者の透析量評価〉
Hemodialysis Product(HDP)

HDP=透析時間×(透析回数/週)²

HDP 70以上・・・適正
HDP 100以上・・・良い
HDP 280以上・・・素晴らしい
※一般的な外来通院透析
HDP=4×3²=36

※長時間透析
HDP=6×3²=54

※オーバーナイト
HDP=8×3²=72

※在宅血液透析(例:1日3時間 週7回)
HDP=3×7²=147

※※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

재택혈액투석의 훌륭함을 배웠습니다.
学习了在家血液透析是透析患者除移植外最想选择的治疗方法。
I learned that home hemodialysis is the treatment that dialysis patients want to choose the most except for transplants.

2022.10.1 ブログ

透析室の災害対策Webセミナー

2022.9.27
「透析室の災害対策Webセミナー」
主催:協和キリン株式会社

【透析治療と災害対策の新たな方向性】
〈透析医療における気象災害への対策〉
①早期から情報収集
②事前の避難方法の確立
③早期避難・・・これに尽きる
④施設立地検討時からのハザードマップ活用
⑤さらなる患者教育の徹底

〈緊急離脱は?〉
①通常返血してください(可能なら)
②震災で揺れの最中は動かず、揺れが収まってから行動を開始してください
③そしてその時は、元気な患者さんから落ち着いて通常返血を始めてください
④元気な患者さんから先にベッドから解放し、そのあとの作業の支援に回ってもらいます
⑤車いす、ストレッチャーなどが必要で、介助が必要な人は後からにしてください

※発表内容は演者個人の見解に基づいたものであります。

투석실의 재해 대책으로 가장 중요한 것은 조기 피난을 하는 것, 또 이를 위한 준비를 사전에 준비하는 것입니다.
作为透析室的灾害对策,最重要的是提前避难,并为此做好准备。
The most important thing to deal with the disaster in the dialysis room is to evacuate early and prepare for it in advance.

2022.10.1 ブログ

Core Web Symposium 2022

2022.9.21
「Core Web Symposium 2022」
主催:小野薬品工業株式会社
アストラゼネカ株式会社

【慢性腎臓病における今後の治療展望】
〈~dapagliflozinの期待点、適正使用を含めて~〉
▲病期に応じた包括的なCKD対策
▲多因子介入によるCKDの発症・進展抑制
▲SGLT2阻害薬が示したエビデンス
▲Dapagliflozinの使用が検討される患者像

【心不全診療・研究の課題と将来展望】
〈~心腎連関を含めて~〉
①SGLT2阻害剤(ダパグリフロジン)はDAPA-CKD試験、DAPA-HF試験によりCKD、心不全(HFrEF)への有用性が示された

②SGLT2阻害剤(ダパグリフロジン)はCKD、心不全(HFrEF)に対してその背景・糖尿病に有無によらず一貫した有用性が示された

③CKDは早期治療介入が重要であり、専門医のみならず掛かりつけ医の役割が大きい疾患である

④心不全(HFrEF)の治療目標は危険因子のコントロール、発症の予防に加えて症状・QOL改善、死亡回避である

※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります。

Dapagliflozin에 의한 치료 전망을 찾다
通过Dapagliflozin探讨治疗前景
I was told about the treatment prospects using Dapagliflozin.

院長ブログ/小山すぎの木クリニック

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