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オルケディア錠 発売記念講演会 in Oyama

2018.10.18 ブログ

オルケディア錠 発売記念講演会 in Oyama

小山グランドホテル 19:00〜

当院でも、沢山の患者さんに処方している代表的なお薬でもあるオルケディア錠。この勉強会で当院院長も特別講演の座長を務め、オルケディアの使用経験などを語られました。

オルケディアは1日1回投与のカルシウム受容体作動薬です。
カルシウム受容体に作用することで、過剰となっていたPTHの分泌を抑制します。第3相試験で既存薬のレグパラと比較試験を実施しており、同等(非劣性)の有効性が確認されています。
また、同試験でオルケディアの方が上部消化管障害の有害事象が少ない傾向にあったことが示されています。

レグパラと比較したオルケディアの良い点は、消化管障害が少ない点です。また、オルケディアは薬物相互作用が少ない薬剤です。
レグパラはCYP3A4阻害薬とCYP2D6阻害薬が併用注意ですが、オルケディアの代謝にはCYPの寄与が少ないため、CYP関連の併用注意薬がありません。透析患者さんは併用薬剤が多いので、薬物相互作用が少ないのはかなり良いかなと思います。なお、有効性はレグパラとほぼ一緒です。

〝注意喚起として〟
・低カルシウム血症(重要な特定されたリスク)
・QT延長(重要な特定されたリスク)
・骨代謝障害(重要な潜在的リスク)

オルケディアは副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を抑制するため、血清カルシウム濃度を低下させます。
過度に血中のカルシウム濃度が低下すると、QT延長やしびれ、筋肉のけいれん、不整脈、血圧低下などが現れる可能性があります。
オルケディアの血清カルシウム濃度低下作用により、QTが延長し、不整脈が起こる可能性があり、無形性骨症や飢餓骨症候群が生じる可能性があります。

 

 

 

院長ブログ/小山すぎの木クリニック